お節介なチョコレート
数年ぶりにできた彼氏は、とてもモテる人だった。
私なんかでいいのだろうか
そんな気持ちを拭いきれずに、
それでも彼に相応しくありたいと、気を張っていた。
けれどバレンタインが近付く頃、
「僕に独占させてください――――――――」
らしくなく、切羽詰まったように言う彼に、
私の気持ちは激しく揺さぶられたのだった・・・・・
【 不器用なお年玉 】の二人が付き合いはじめた頃のお話です。
本作だけでもお読みいただけるとは思いますが、
もしよろしければ【 不器用なお年玉 】も合わせてお読みくださいませ。
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