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36.異世界で出てくる硬いパンはどんな味がするのだろうか。

2日ぶりの狩りであるにもかかわらず、俺たちの狩りは順調であった。


ゴブリンたちを倒し、そのままの足でトレントも倒した。


「休んだ割には体動きますね。」


「そうだな。

まあ、休んだといっても2日ぐらいだしな。

これが一週間ぐらい休んだら動かなくなるかもしれないな。」


高ランクになると、一つ一つの依頼に対する報酬が大きく、その分疲労も大きいため休む期間も長くなるらしい。


休んだその後は大きな依頼を受ける前に、ある程度ランクを落としたモンスターを倒して体の感覚を戻すらしい。


というのはゴードンさんから聞いた話だ。


「マジックバック買ってよかったですね。」


「前まで借りてたマジックバックより性能もよくなってるからな。

その分しっかりと働いてまたお金を貯めないとな。」


「そうですね。

オークリーダーに挑む前には新しい武器も買わないといけないですしね。」


俺たちの次の目標であるオークリーダに挑むには、そろそろ武器を変えた方が良いだろう。


この鉄の剣にも思い出はあるが、いつまでもこのままと言うわけにはいかない。


「剣使いながら魔法も使えたら戦術広がりそうですよね。」


「そういう人もいるとは聞いたことあるな。

ただ、私はまだ見たことないな。」


「結構珍しいんですかね?」


「おそらくな。

私だって魔法を使うので結構いっぱいいっぱいだし、使うには相当練習しないといけないんじゃないかな。」


「そうですよね。

っと、終わりましたね。」


トレントの枝を落とし終わって、幹と枝たちをマジックバックにしまった。


「そろそろお昼ご飯を食べますか?」


「そうだな。」


見晴らしのいい場所に移動して、ささっと昼食を食べる。


今日のお昼ご飯はパンに焼いた肉を挟んだだけの簡単なサンドイッチである。


水は水魔法が使えるようになったので、自分で準備することができるようになった。


今まではナハナさんに準備してもらっていたので、自分で準備できるようになって良かった。


まあ、ナハナさんに出してもらった水を飲むのは、まったくもってうれしいのだが、自分で出せるのに頼むのも変な話だろう。


昼食を食べた後にももう一体トレントを倒して俺たちは街に帰った。


ギルドでトレントを売却してから、食堂でご飯を食べた。


活動中のご飯はすぐに動けるように基本的には少ないので街に帰ってきてからもエネルギーの補充が必要なのだ。


「今日も自分たちで夜ご飯作りますか?」


「そうだな。

まあ、せっかく家を借りたんだから作らないか?」


「そうですね。

じゃあ、帰る前に商店街に寄ってからかえりますか。」


ギルドを出た俺たちは商店街で必要な材料を買って帰った。


と言っても基本的には昨日も買い物をしているのでそんなに買うものはない。


マジックバックに入れるまでもない量だった。


家に帰ってからは少し、部屋に入って休んだ。


時間的にはまだ夕方ぐらいなので、さっき食堂でご飯を食べた俺たちの夜ご飯はもう少し先になる。


周りが薄暗くなってきたころ、部屋から出て、キッチンに向かった。


しばらくするとナハナさんも出てきた。


「今日は何食べますか?」


「さっき買ってきたパンと、肉、それからスープとかでいいんじゃないか?」


「肉はステーキにでもしますか。」


「そうだな。

簡単なものでいいだろう。」


ステーキもこだわれば色々とやり方はあるのだろうが、俺たちは簡単に塩と香辛料を振って焼くだけだ。


使用するのは基本的にオークのお肉。

自分たちで買ってくれば材料費はタダなのだから安上がりなのだ。


それにかなりうまい。


ナハナさんがスープを作っている間に俺はステーキを2枚焼き、10分くらいでテーブルに食事が並んだ。


「「いただきます。」」


俺たちはご飯を食べながら、今日の反省会をした。


「やっぱり、トレントを狩りに行くと森の中で昼食を食べるのが難点ですね。」


「そうだな。

もっと簡単に食べられるものがあれば移動も少なくて済むのだろうが、なかなかいいものがないんだよな。」


この世界の携帯食として一般的なものは硬いパンか、干し肉、ドライフルーツなんかである。


硬いパンと干し肉はなかなか食べにくいし、味もいまいちだ。


ドライフルーツは食べやすいし、おいしい。


選ぶのであればドライフルーツになるだろう。


「明日からはドライフルーツ持っていきますか?」


「そうだな。

それに交互に休みを取ってもいいかもしれないな。

片方が休んでいる間に、もう一人は休憩する。

っていう感じで。」



「そうですね。

とりあえずはその感じでいきますか。」


俺たちのパーティーはまだ2人なので、なかなか難しい。


今は何とかなっているが、これ以上の泊りが必要になってくる依頼をするとなるともう少し人数が必要になってきそうだ。


本当はそのことについてもナハナさんと話し合わなければいけないのだが、話したところで俺に当てがないので話が進む気がしない。


もしかしたらナハナさんには当てにしている人がいたりするのだろうか。


もしいなかったら結構悲しいことになってしまいそうだ・・・


そんなことを思いつつ今はおいしい食事を楽しむことにしたのだった。


ブックマークありがとうございます。

更新頻度は落ちていますが、コツコツ更新していきます。

よろしくお願いします。

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