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仲間との誓い
森を抜けた二人は、開けた草原に辿り着いた。風が吹き抜け、花の香りが鼻をくすぐる。
「やっと日が差してきたな」リオンは肩の力を抜き、深呼吸をした。
「森の中よりも、こっちの方が落ち着くな」セリオは笑い、矢筒を確認する。
草原の中央には小さな村があり、遠くに煙が立ち上る。村人たちは警戒心を隠せず、外から来た二人をじっと見つめる。
「こんにちは、旅の者です。怪我人はいませんか?」リオンは歩み寄り、低く頭を下げる。
「新しい勇者さまが来たって話、聞いたのかな…」セリオは小声で呟いた。
村の長老が現れ、話を聞く。森の影に関する情報や、最近現れた魔物の動きが語られる。
「我々だけでは手に負えません。力を貸していただけますか?」長老の目は真剣そのものだ。
「もちろんです。村を守るのが僕たちの使命です」リオンは答えた。
その夜、村の広場で焚き火を囲み、二人は誓いを立てる。
「これからどんな困難があっても、互いに助け合おう」リオンが言うと、セリオも拳を突き出した。
「俺たち、最高のコンビになるぜ」
火の明かりに照らされた二人の顔は、決意と希望に満ちていた。
その夜、星空を見上げながら、リオンは心の中で誓う。
「この旅で、仲間の力を信じ、国と人々を守り抜く」
静かな夜風がその誓いをそっと運び、広場を包んだ。




