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廃墟の呪い  作者: たま


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新歓コンパ

部活は特に入る気無かったのに、同じ学科のうるさい田中に飲み会でユウが意気投合してしまって部室に顔出す事になってしまった。

東京のある程度学力ある大学だとインカレで他大学の女子が入ってくれるのだが…短大や女子大が目減りしてる現在は、各大学は「自給自足」(大学内の男女だけで交際)を目指すことが多くなってしまった。

しかし、やはり学力高い大学は女子が全体の3割しかいない。圧倒的に女子不足なのだ。

(東大は女子率2割なので、まだまだインカレ制度が盛況だ。インカレ制度で部活に東大生の2倍の女子が集まると噂が。顔の良しあしで選抜されるらしい。)

「なあ〜頼むよ!男ばっかりのサークルになっちまう!テニスサークルとかバスケット同好会とかスポーツの部活は結構女子大の子集めてるけどさあ〜文化部は敬遠されるんだよ〜」と学科の新歓で田中が飲むと絡む体質なのか?数少ない女子の中に入ってきてゴネる。

他の女の子はうまく避けたけど、ユウも飲むと酒癖が悪い。田中と2人で盛大な社会批判大会になって意気投合したらしい。

「今川く〜ん、何とかしてよ!」とサキが居座る田中を引き取るように今川くんに促すが、

「ずっと男子校だったんだよ、田中は。やっと女子も居る大学入ったのに、まさかのサークルに女子が居なくてさ。可哀想な奴なんだよ。」と反対にサキを説得してる。

伽椰子は、中2からの引きこもりで久々のリアル学校生活に面食らう。新歓で酒飲んでるのが、まず驚きだ。

「エッ、エッ、飲んで良いの?」とオロオロしてる。

「いや、だめだよ。高校生だとアウトだよ。

でも大学生だとOKなんだよ〜」とユウが酔っ払いながら話す。その線引きがよく分からない。

「文系サークルは、やっぱり学力差出るじゃん。語彙力とか。

だからインカレ制度利用して入る女子に敬遠されるんだよね〜

そんなに差ないって思うけど、やっぱ気になる子は気になるんだよ。」ユウがヘベレケなりながら解説する。

「昔は結婚したら女の人は専業主婦なれたからインカレ制度は大事な花婿取りだったんだよ、女子大や短大の女の子には。

でも、今は共働きだからね〜ヘタな学力差で家庭内マウント取られて家事育児押し付けられたくないから、スポーツならマウント取られて家庭内での立場引かなくて良いでしょ?

女の子も考えて動くんだよ、今時。」とユウが解説してくれた。

「そんな事考えてインカレ制度使うんだ?スゴいね〜女子は。」と伽椰子は感心する。

社会に出る一歩手前は、プレ社会の縮図なのだと知る。

やっと久々の学生生活に馴染むのだけで精一杯な伽椰子は部活まではキツいなあ〜と思う。

が、ユウとサキが口の達者な田中と今川くんと喧々諤々(けんけんがくがく)話して部室に顔出す事になってしまった。

伽椰子は今更ながら法学部を選んだ事を後悔してる。

いつか故郷の幼なじみイジメっ子と戦う日の為にと法学部を選んでしまったが、男子も口達者が多い。

ユウとサキも口が達者だ。伽椰子は並以下だ。

ジュースをちびちび飲みながら、そこら中の論破(ロンパ)の先鋭達を眺めるしかなかった。

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