1945年・日英共同「大西洋無制限潜水艦戦」宣言
日英・大西洋無制限潜水艦戦宣言
(1945年7月)
戦略的背景
英国
• ダンケルク撤退で:
• 大陸の拠点喪失。
• 陸軍:
• 当面、反攻不能。
• 空軍:
• 本土防空で手一杯。
• 残る攻勢手段:
「海でドイツを絞め殺す」
日本
• 欧州派遣軍壊滅。
• 本土防衛と通商破壊に回帰。
• 太平洋では:
• まだ米国と決戦前。
• しかし:
• 米独伊同盟の成立で、
• 米国が独の“兵站基地”化。
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「独を倒すには、
米独間の海上交通を断つしかない」
という英日共通認識。
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英日戦略会談
1945年7月上旬
• 場所:
• ロンドン。
• 出席:
• 英首相・海軍本部。
• 日本海軍代表団。
議題
• 英:
• 日:
• 結論:
• 北海・ノルウェー海の封鎖強化。
• 大西洋中南部への潜水艦大量投入。
「全面的無制限潜水艦戦を共同で宣言する」
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1945年7月20日:共同宣言
ロンドンと東京で同時発表。
宣言文の骨子
「ドイツおよびその同盟国と
通商するすべての商船は、
国籍・警告の有無を問わず、
直ちに攻撃・撃沈の対象とする。」
対象国
• ドイツ
• イタリア
• 米国(事実上)
• それらと通商する中立国。
目的
1. 独伊の工業・兵站遮断。
2. 米国から独への物資流入阻止。
3. 英本土への圧迫緩和。
4. 米国に
「参戦すれば損害は避けられない」
と警告。
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結果的に、これが米参戦の口実となる。
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作戦分担
英国海軍
• 主戦域:
• 北海
• ノルウェー海
• ビスケー湾
• 目的:
• 独本国と北欧・バルトの連絡遮断。
• 手段:
• 英潜水艦と機雷敷設。
• 沿岸航路への待ち伏せ攻撃。
日本海軍
• 主戦域:
• 中央〜南大西洋
• カリブ海
• アフリカ西岸沖
• 目的:
• 米独・米伊間の長距離通商破壊。
• 手段:
• 航続力の長い大型潜水艦を集中投入。
• 洋上補給による長期哨戒。
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互いに戦域を分け、独Uボートとは敵対。
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初期戦果(1945年7〜8月)
日本潜水艦
• カリブ海・西インド諸島で:
• 米籍タンカー・貨物船を相次ぎ撃沈。
• 数週間で:
• 20〜30隻撃沈。
• 米側:
• 「裏庭が戦場になった」衝撃。
英国潜水艦
• ノルウェー沿岸で:
• 独鉱石・燃料輸送船を攻撃。
• ビスケー湾で:
• 独補給船団に打撃。
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一時的には英日側が主導権。
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米国の反応
世論
• 新聞:
「英日潜水艦がアメリカ人を殺害!」
• 中立派・孤立派が後退。
• 参戦論が急拡大。
政府
• 警告:
• 「米商船への攻撃は敵対行為とみなす」。
• しかし:
• 無制限潜水艦戦は止まらず。
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1945年8月25日:米国、日英に宣戦
宣戦理由
1. 無制限潜水艦戦による米商船被害。
2. 米国民の死傷。
3. 海上交通の自由の侵害。
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史実と逆に、
“潜水艦戦が米国を参戦させた”
。
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戦局への影響
初期(1945年秋)
• 米国:
• 大規模護送船団方式を導入。
• 空母・護衛空母・哨戒機を大量投入。
• 米独:
• 対潜網を急速に構築。
• 結果:
• 英日潜水艦の損害が急増。
英日側
• 英:
• 北海での活動継続も消耗激化。
• 日:
• 遠隔海域で補給困難、
• 帰還不能艦が続出。
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戦果は急速に頭打ち。
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政治・宣伝面の意味
日英側
• 「包囲された者の最後の攻勢」。
• 国内向け:
「我々は敵の心臓を突いている」
米独側
• 宣伝:
「英日こそ無差別攻撃の侵略者」
• 米参戦の大義名分に。
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総括
この世界の
• フランス崩壊後、
英日が選んだ唯一の攻勢戦略。
• 一時的には戦果を挙げるが、
• 結果として:
米国を参戦させ、
戦争を決定的に拡大させた“賭け”
。
そして
•バトル・オブ・ブリテン
• 潜水艦戦
• 12月8日の横須賀空襲
が連なって、
この世界の“真の世界大戦”が完成する
という流れになります。




