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ブックマーク175名様到達記念 『店長』SS 「千恵ちゃんの恋愛戦記」②

20160503公開


 ブックマークして頂けた読者様が175名を超えた記念にサイドストーリー(SS)を公開します(^^)

 本編とは違ってコミカルな作風を心掛けたので、趣味に合わない方が居られるかもしれません。その際は、読んだ事を忘れて本編のみをお楽しみ下さいませ m(_ _)m

 それと、次回のSSはブックマーク300名様を超えた段階を考えています。



 本当は150名様を超えた段階で執筆予定でしたが、本編更新でアップアップだったので、遅くなりました m(_ _)m


P.S. 第71話「転進」を本日昼過ぎに公開しています。

「チエッチ、かなり手応えが有ったんじゃない? 着々と攻略に近付いてない?」


 あずやんがごわごわしたバスタオルもどきで髪の毛を拭きながら訊いて来た。


「ええ、『左腕』くらいには昇進しましたね」


 今夜は侵略者の『害獣』の集団を撃破したお祝いに特製ビーフジャーキーを夕食で食べたせいか、あずやんもご機嫌だ。

 シャワーを浴びてる時も鼻歌が出ていた。

 もっとも、女子高生の鼻歌としては渋過ぎる『水戸黄●』主題歌の『あゝ人生に涙あ●』だった事は墓場まで持って行く秘密の1つになるだろう。


「左腕? 右腕じゃなくて?」

「右腕は士長さんのポジションですからね」

「ふーん、結構、謙虚なんだ。でも、どっちにしろ、進展が有ったんだから良かったじゃない」

「いやいや、てんちょーを甘く見て貰っては困ります。進展したと言っても、まだまだ先は長いですよ。例えるなら、今の段階では仁徳天皇陵の3つ有る『おほり』の1番外側を埋めたくらいです」

「また分かり難い例えを出すわね」

「しかも、その濠は『お濠三兄弟』では最弱と言われている末っ子でして」

「最弱って、どんな基準よ・・・ いや、それ以前に『お濠三兄弟』って初めて聞くわよ?」

「最強の長男に至っては最大幅120㍍の威容を誇ります。ちなみに私は50㍍も泳げません。長男濠に挑んでも半分も行かない内に溺れてしまいます」

「もう、チエッチが何を言っているのか分からないよ・・・」

「なに、簡単な事です。あずやん頑張れという事です」

「急に振らないで・・・」

「このまま『西の国』に戻ってしまうと、あずやんは後方待機に回されるかもしれません。何としてでも役に立つという事を証明しないといけないと私は愚考する次第です」

「う、ズバリと弱点に斬れ込んで来た・・・」

「そこで、こういう作戦はどうでしょうか?」



 私があずやんに授けた作戦はあっさりとついえてしまった。

 『士長さんの胃袋をガッチリ掴むぜ作戦』だったのだけど、ガッチリと掴まれたのはあずやんの胃袋だった・・・・・

 しかも掴んだのがてんちょーって、まさしく『どうしてこうなった?』としか言えなかった・・・



 さすがてんちょー、と言いたいけど、女子高生の胃袋を掴む自炊能力はスーパーの店長として必要なスキルなのだろうか?


お読み頂き誠に有難うございます m(_ _)m



 新たにブックマークをして頂いた方には、執筆意欲を増やして頂いた事に感謝を m(_ _)m

 また以前にブックマーク並びに評価をして頂いた方には、これまで支えてくれた事に感謝を m(_ _)m

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