18.噂
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爆発の煙のせいで何も見えない。
「セル、リア無事か?」
「はい、私は大丈夫ですが」
が?
「リア様が爆発で気絶したようです」
.............リア、大丈夫?
「ハハハハ」
煙の中でエースが歩いて出てきた。
おっさんみたいに笑うな!
「貴様!まだ生きていたのか」
セルが警戒する。
「ハハハ、そう警戒するな僕は、あいつの友達だ」
俺を指差し言う。
セルも俺を見ている。
「ああ俺の知り合いだ大丈夫」
「....わかりました」
セルは、エースが気に入らないようだ。
「このお嬢さんは僕が気に入らないようだな、ハハハ」
口にすんな!
「それよりも魔法を解除してくれ煙のせいで何も見えない」
「おう」
煙が晴れみんなが見える。
セルが気絶したリアの世話をしている。
「すまんなセル」
「いいえ、大丈夫です」
「今日は引き分けだな」
「誰が引き分けか!僕はこれからだ」
負けず嫌いな奴だな。
「じゃ俺の負けでいいや」
「ふざけるな!」
どうしろと言ってんのよ?!
「僕と戦え」
「いや、今日はもういいろ?」
「何を、今日は一日中戦わなければならない」
筋肉バカ?
いや体は平凡だがね......
何か、筋肉脳?
「悪いけどよ、俺たちは今日この町を去る、だから忙しいんだぞ?」
もうすぐ2時間が過ぎる。
「うーん、そんならしかたないな、今日は引き分けとしておこう」
良かった知ってくれたんだ。
「さて荷物の整理しに行こうか?」
うん?なぜ?
「まさかついて行くの?」
「もちろんだ」
まあ構わないだろう。
「でもお前は大丈夫?俺たちは、約束の地に行くつもりだか?」
「ああ構わない、僕もそっちに行くから」
「何かある?」
「それは......」
それは?
「僕が英雄だからだ!ハハハハ」
................飽きた。
「ハハハハハハ!」
「うるせ!」
「ハハハハハハハハ!」
「うーん」
「ほら、リアが起きたじゃん」
「ううーん、お前らうるさい」
リアの指で小さな黄色の魔法陣が現れた。
黄色?黄色は多分.....
「うわあああっ!」
やはりリアが使用した魔法は雷系の魔法であった。
リア、恐ろしい子!
「っ、まだビリビリする」
「自業自得だ」
「でもこんな女の子にやられるなんて僕も修行不足だな」
いや、リアはそうに見えても、1000歳以上だからね。
「魔神様、もすぐ12時です」
「ああもう帰ろうか?」
「じゃ僕はお先にいこう」
「荷物の整理?」
「そうだ、荷物が多くてな」
「わかった、じゃあ12時にギルドでみよう」
◆
俺たちはエースと別れ町に戻ってきた。
「本当に大丈夫ですか?こういうことは、私にお任せてください」
「いやいやこんなのは男がしなきゃならないよ?」
リアを誰がおんぶするのかの話だ。
リアは魔法を使った後眠った。
ギルドの前には、さっきのカウンターさんと馬車があった。
「ああ戻ってきたんですね」
「これが俺たちの馬車ですか?」
「はいそうですが、ところで目的地はどこですか?」
目的地か。
最終的には、約束の地だが、まずはゼルースかな?
「ゼルースに行きたいと思いますが?」
何で聞くの?
「えっ!ゼルース?大丈夫ですか?」
「は....大丈夫ですが?」
何か変か?
「もしかして聞いていないのですか?あの噂」
「噂?」
「はい、最近ゼルースとの国境近くで変な魔族が出てくると言う噂です」
「変な魔族とは?」
「会う人に、自分が誰であるかを聞いた後襲う変な魔族らしいです」
「じゃ、なんてその魔族を討伐しないのですか?」
「それが、何度くらいその魔族を討伐しに行った冒険者はあったが
討伐に行った人達の全員が行方不明になりました」
.........確かに変だな。
「本当に困りますよ、その魔族のせいでゼルースまでの依頼が残って、はあ....」
ゼルースまでの依頼か....
「どんな依頼でしょうか?」
「え?荷物の運搬ですが、受けてくれるのですか?」
「はい」
「わあ、ありがとうございます!」
やるべきことが一つ増えたな。
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