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まじめに訓練。
イザベルは手の魔力を揺らしながら、からかうように首をかしげた。
「それでね……レイズくん。
私たち、いま一生懸命やってるけど――外から見たら、どんな風に映ってるのかなぁ?」
「どんな風にって……そりゃ真面目に魔法鍛練をして……」
そう言いかけたレイズの脳裏に、ふと奇妙な光景が浮かんだ。
――細いイザベルの手を、必死に両手で握りしめて汗だくになっている自分。
傍から見れば、魔法の訓練というより……
「……………」
レイズは言葉を止め、顔を真っ赤にした。
「な、なんだろ……めちゃくちゃ恥ずかしい図にしか……」
イザベルはその様子を見て、楽しそうにクスクスと笑う。
「ふふっ。やっぱりそう思った? じゃあ、外から誰かに見られてたら――」
「やめろっ!!!」
即座に遮るレイズ。
その反応が余計にイザベルの笑いを誘うのだった。




