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可愛くて、かっこいい。



そんなやり取りを、イザベルは楽しくて仕方なかった。


冷徹に評価するヴィルじいさま。

それに子供みたいに反抗する、けれど必死にくらいつくレイズ君。


でも――結局は覚悟を決めて、何度も何度も素振りを続ける。

不格好だけれど、真っすぐで努力を惜しまない姿。


「……ほんと、おじいさまの能力評価は的確だなぁ」


心の中でそう納得しながらも、イザベルの視線は自然とレイズに吸い寄せられていく。


じぃーっと、その横顔を見つめて――


「……かっこいいなぁ」


小さな吐息のようにつぶやいた。


かわいくて、かっこいい本日のイザベラの気分であった。



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たくさんの方に読んでいただき、本当にありがとうございます。 完結済の長編です。レイズたちの物語をぜひ最初から。
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