第五話
第五章 最終話
どうもどうもこんにちは。オタクで暗い彼氏いない歴15年の杉田真衣です。会のリア充を爆発させようというフレーズを気に入って会員ナンバー5になりました。え?そんなものはない?私の中ではあるんです―。応援?する訳ねーだろ。ドロドロ三角関係で実は女を取り合う男二人ともやんデレで女を二人で仲良く解体して食べちゃうとかかもしれーなとか思ってません―。そもそも、恋ってのは生物として子孫を残したいがための本能であり、イケメンを好きになるのも子孫のためにいい遺伝子を手に入れるためでして、恋人もさ、あなた、私の子孫を残す手伝いをしてくれる?うん、いいよ、みたいな承認で結婚はその契約を正式に結んだことだし?そんで今回のターゲットのリア充はショタと女王様?うわ引くわ―。ショタなんぞBLの世界にほうりこんでしまえ。女王様はバカみたいに高笑いしてムチいてろよ。そしてなになに、前回のあらすじやきもち作戦にはまり全校生徒の前で告白。うわドン引く―顔がよけりゃなんでも許されると思ってんのかちょっと痛いぞそんでお前女顔だしな。てかなんで私が告白直後からなんだよ。もうちっと責任持って最後までやれよネガティブ野郎。ま、とりあえずブラックコーヒーが必要な観察日記、行きまーす。
☆
「…つきあってください!!」
マイクで伝わったその声は体育館に大きく響きわたった。
シーンとなった体育館は次の瞬間一気にうるさくなった。
そりゃ当たり前だな。てかお前なにここで言っちゃッてんの?痛いよ?まじで。
「おい、こいつまじていったぞ!」
本当にな。
「俺の初恋が…ううっ」
キモッ
「俺も今日告白しようかな…」
失敗するからやめた方がいいと思うぞ。鏡を見てみろ。吐くぞ。
「ちょっと聞いた!?すご~い」
すごいのはあんたのキモさだ
「美咲ってば幸せもの~」
美咲?ああ、あの外は美人で中はお子ちゃまっていうありがちなギャップひっ下げて鈍感ヒロイン気取ってるかなり痛い子か。
「え?え?どどどどどどどしよう!?」
泣けばいいと思ってんだろ、脳みそお花畑ヒロインが。
「あ~落ち着いて、ね?美咲さん」
なにこいつ、オカマ?将来どっちと結婚すんのかな?
「え、だってだって」
キモイ
「気づいてないのは美咲さんだけ」
ていうか私ロン毛はきらいなのよね。
[あ~テステステステス~今日の朝礼はこれで終わりです。全学年速やかに教室に戻ってください。繰り返します…]
弱っ!おっさん弱ぇぇ!!ていうかいいのかよ!?たぬき校長もやっと告白できなのかね…とか言ってハンカチで涙ぬぐうなっ!油ギトギト教頭もやれやれ、やっとかとか言ってんじゃねぇぇ!!なんなんだこの学校は…
☆
え~それでは千秋という顔がいいとなんでも許されるという病んじゃってるナルシスト、ザ.女顔さんの恋が金魚すくいのあみのように破れたレポートを…お伝えしたい所なのですが、なっとう並のねばり強さを見せたゴキブリ並にいらない恋の実りを、お伝えしましょう。
一日目ザ.オカマに知らないのは自分だけど言われたザ.ヒロインは友達という名の人が安心するためにつくる自分にはてしなく都合のいい存在にからかわれながらずっともんもんと悩み続け、昼休みにザ.ヒーローが教室に来たため逃げだし、トイレのアンモニア臭を染付けに行った。
一方のザ.ヒーローは、朝からずっとニヤニヤと見られ、唯一のいやしを求めようとしたら、己よりもトイレを選ばれた哀れた人間となっていた。
二日目ザ.ヒロインは演劇部などという実にくだらない人間の普通していることをわざわざする無意味なものには目もくれないちょっとはブタ小屋行きのチケットを1/1000ちぎるという賢い行動をとった。ザ.ヒーローは一日中そわそれしては人間の醜い面を浮き彫りにした部屋に放課後急いでとんでいったら休みと伝わるむなしい行動をしていた。
三日目ザ.ヒロインはまたしても家に飛びかえり。ザ.ヒーローはストーカー行為をして将来の子作りの相手と目論んでいるザ.ヒロインの家をつきとめ、神の遊戯といわれる玄関の黒い赤く光る地球攻略をたくらむ宇宙人のような風体の突起部を指で押し一目敵に反対方向へと走り去るというものをする勇気がなかったのか、走り去ることはせず、ピンポンをした。そして対応したザ.ヒロインに悲鳴を上げられ、帰って!帰って!と叫ばれた。その夜ザ.ヒーローはヒーローだったため泣きはしなかった。泣きは…
四日目ザ.ヒロインはまたしても一目敵に家に…帰ることはできず。ザ.オカマの姉といわれるニコニコマシーンに捕獲されていた。その日の万年灰年ドアの部屋は恐かった。もらしそうだったと部員は語る。ザ.ヒロインを見る度にあからさまに目をそらされ、挙げ句の果て話しかけようとしたら悲鳴を上げられ部屋を飛び出しだされたザ.ヒーロー。部員は彼を生暖かい目で見ようとしたらこの世の終わりを見たという。
そして五日目、それは起きた。
もはや習慣となったザ.ヒロインの家への全力ダッシュ。最近は部活をさぼる罪悪感もなくなったようで、やはり人とはそういう生き物なんだと再確認させられるわ。さすがにもうめんどいからさっさとごめんなさい私男の女とは付き合えないの!とでも言えばいいのに。そして今日はザ.ヒーローもどんどんヒーローからはずれているようで、ザ.ヒロインをずっと追跡している。いや、むしろ近いのか?なんか少女漫画ではあれだ、女といるヒーローを見て飛び出すヒロイン。もうここでおかしいけど、なんでなんも言わずに飛び出す?その前になんで飛び出す?作者の頭もひまわり畑か。まあそれは兎も角、そしてそれを追いかけるヒーロー。で、追いついた所で、はなしてと叫ぶヒロインに言う。好きだ、と。そもそも大勢の人の前でなにいってんだ?もも色空気の被害者増やしたいのかよ。
あれ、ザ.ヒロインが桜並木の通りへと入る。あれ、これ、あのパターンじゃね?って。あれ?今桜のさく季節じゃないよね?え、ちょ、寒気がしてきたぞ、おい。ザ.ヒロインを追ってザ.ヒーローも桜並木通りに入る。…ちょ、貴様らの頭はどうなってんだ。ちょっとは気にしろよ。ひらひらと舞い落ちる桜の花びらに恐怖を感じるぞ、私は。
…あ
「まってください!」
「い、いや!」
テンプレだな、ていうかなに人の前で…と、いいたい所だが、なぜ人一人っこいないんだ。
「あーもう!めんどうくさいですよ!先輩は」
「うぐっ、だ、だって…」
「べつに俺はふられてもかまわないんです。」
「へ?」
「ただ、ちゃんと、俺の気持ちに向き合ってほしいだけなんです」
テンプレキタナコレ
「向き合うっていわれても…」
「ダメ、ですか…」
「ち、ちがくて!私ね、あの日、千秋くんに告白してもらって、すっごくうれしかった。で、でもそれ以来千秋を見るたびに変な気持ちになって…逃げちゃうの…」
「変な気持ち?」
まさかテンプレのあれじゃないよね。
「えっと、実はけっこう前からあって…。告白以来さらにひどくなるの」
えええ…まさかの?
「具体的には?」
なに期待してんだよザ.ヒーロー
「千秋くんが近づくと心臓が速くなって、話すと浮いた心地?みたいになって、顔を見るとなんが顔に血がのぼって…私病気なのかな?」
「……」
……うん、もうこのザ.ヒロイン爆発に賛成の人、手をあげようか
[先輩…」
はあ、とため息をつくザ.ヒーロー
「もうたとえちゃうと。俺がある日死んだらどうします?」
「え!?千秋くん死んじゃうの!?」
アホか
「アホですか、たとえです」
「う、それは、やだな…」
「みんなと同じ位?」
確かめ方いやみか
「え…あれ?え、あれ?」
「どうしました?」
「どうしてだろう…?みんなと千秋くんだと、千秋が死ぬ方がずっといやだ。絵美ちゃんよりも…私、いやなんかな…?」
ゲッ、勝手にヒロインぶっとれや
「ありがとうございます。俺を好.き.になってくれて」
いやみか
「えええっ!?私、千秋くんが好きなの?」
「俺に聞くんですか?」
「うう…私、恋とか、まだよくわかんないけど…」
子供か
「でも!付き合うってキスとかラブラブになるんだよね?」
大人になったらもっとすごいことするんだぞう
「はぁ…そうともいいます」
いや、あきらめんなよザ.ヒーロー
「私ね、他の男の子とはそういうことしたくない、むしろいやなんだけど」
むしろ誰ともしたがったらそりゃ痴女だ
「まぁ、当たり前ですけど」
(訳 やらせる訳ねーだろ)
まあ、ショタ系魔王もありがちだな
「でも、千秋くんとならいやじゃないし、むしろやりたいの!」
ぐはっ
「ぐはっ、はいぃぃ!?」
なにいってんのこいつ!?他の男に言ってみろ。子作りされるぞ
「いいですか先輩、こういうことは他の男に言ってはいけませんよ!?いくらバカでもここまでだとは思いませんでした…」
ガシっと肩をつかみゆするザ.ヒーロー
「え、ひどいぃ!」
こいつ本当に単純だな…
「あーもういいです。で?付き合ってくれるんですか?」
いいのかよ。女王寝取られてもしらないぞ。で、そのまま監禁ルートもいいかもな。ふ、リア充なんてお互いに食べ合っていればいいのだ。
「つ、つきあうぅぅぅっ!?!?え、えっとえっとあうあうえええっと…うん」
「?」
「…うん」
「へ?」
「だ、だからいいよって!!」
上から目線だ
「よ」
「よ?」
「よ、しゃああああああ!!」
「ひゃう!?」
「ありがとうございます!」
「へ!?うううん、私こそ」
幸せなやつらだな…
「フゥ――――」
ちっ、BLの世界にほうりこみたかったのに…
「フゥ」
ちっ、おとなしく熊でもぶってろよ。
「じゃ先輩♪」
面がキメぇぞ
「うん?」
「先輩がむしろしたい、キス、をしましょうか」
私は今ドン引いている。ていうか女顔がくっついても百合百合の世界だっつ一の。
「ひょげぇぇっ!?」
その悲鳴で百年の恋もさめちゃまえ
「いや、ですか?」
そのむだに表情豊かな面なんぞ剝いじまえ。
「い、いやじゃないけど…ゴミョゴミョ」
いっそ「い、いやぁぁ!!」って叫べ。そしてヒーローを打ちのめせ
「じゃあ、いいんですね」
そういったザ.ヒーローは、あかんもう言えん!はっ、こうなったら思いっきり甘ったるくしたる!
~甘々~
そういった千秋は美咲を抱きしめて言った。
「もうこのまま…ずっと二人だったらと思います…」
「ち、千秋くん…」
「好きです…」
「わ、私も…」
二人は見つめ合い、桜の花びらは祝福のように二人の周りを舞った。
『好き』
重なる二人の声。いつしか、二人の距離は0となっていた―
~甘(?)~
おええええええっ気持ち悪いぃぃ!!てかキスってそもそもあれだろ?唇と唇の皮膚がうっつくもしくは接触だろ?なにちょっとロマンチックに語っちゃってんだ私…
気持ち悪いぃ…マジで
☆
ていうかよかったな。千秋の背が美咲より大きくて。小さかったら惨めだからな。それはそれで見物だが。
~Fin~
作者:われながら最終話の語り手の人選間違えました。はい。でもナンバー的にしようがなかったんですよ…(泣)聞いてくださいよぉ…ぐちぐちぐち…




