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変態が大泣きした。(ルース視点)

魔王さまが、自分に娘がいると知った時、魔王さまの執務室は魔王さまの喜びの舞で半壊し、城中の人と飲み明かした。

死ぬほど迷惑で抜けている魔王さまだがこの時ほど迷惑だったことはない。

魔王さまが、ひょろっと人間の国に行って飲み明かして借金書を片手に握って帰ってきた時も、思いつきで、城の庭園を木だらけにして森にした時も、まだマシと言えるぐらい迷惑だった。

まぁ、そんな魔王さまが面白くて従っている私もある意味バカなのではあるが。

そして、城中の人と飲み明かした次の日魔王さまは身なりを整えて喜んで娘を迎えに行った。

もちろん私もついていった。

そして、魔王さまの娘にあった。

魔王さまが、威厳のある声で語りかけても無視するその姿勢がとても魔王さまと相性がいいと思えた。

だけど、当の魔王さまはおっさん呼ばわりされたこと自分に視線もくれない娘を涙目で見つめていたが…

結局、魔王さまの娘は魔王さまについてくる事になった。仕方なく…

そう、魔王さまが本気で泣いたのである。

これについては私もドン引きをした。本当に頭が大丈夫か心から心配して差し上げだ。

さすがに目の前で大の大人がなく姿は驚いたのか、魔王さまの娘は慌てた。

そこをすかさず「ついてこないと今日一日泣き続ける…。」と言った魔王さまもさすがと言うべきなのか、どうなのか……

まぁ、そう言うことがあって魔王さまの娘、及びシャリアは私たちについてくる事になった。

魔王さまの泣き落としが効果があった人物を見るのは初めてだ……


シャリアは、大変綺麗な少女だった。

城に帰ってからメイドたちが腕によりをかけて綺麗に磨き上げた。

鮮やかな桜色の髪にこれまた鮮やかな真紅の瞳を持っていた。

赤の瞳は魔王さまゆづりだろうが、魔王さまの瞳はピンクに近い輝きが多い瞳でシャリアの瞳はルビーより濃い赤色で見る方向によっては、影のさしている真紅の瞳だ。

まぁ、歴代の魔王の人たちは全員赤の瞳だそうだけど。

人それぞれで瞳の印象は違ったらしい。

私は、どちらかというとシャリアの真紅の瞳の方が好きではあるが…

そんなこと言ったら魔王さまが泣くので決して口から出さないが。

いろんなことがあってシャリアは無事(?)魔王さまの娘になった。

まぁ、これから頑張れシャリア。

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