第十八話 転生業務、開始します?
少なくとも一週間に一回は上げたい。
さて、友人殺して転生させるためさっきの場所に戻ってきたわけだが、あいつはまだ戻って来てないようだ。
そんな事より、スカルに感想のまとめた紙を・・・・・。
あ、あいつ字を書けるような状態では無かったな。
仕方がない。
一枚20行だったはずだから、5枚で100行か。
「と言う訳だから暇つぶしをかねて轢死百連発を執り行う。」
『何で!?』
「被告人。あなたに発言する権利は与えられていない。」
『誰が被告人だ!?』
「二度目。これ以上の発言は死刑に値する。」
『・・・・・。』
黙ったか。
面白くないので・・・・・。
「被告人は、自ら罪を認めた。よってここに死刑を宣告する。」
『いつ!?』
「執行人、被告人を引っ立てい。」
「了解。」
ん?
あ。
もう戻って来てたみたい。
「ところで、こいつの罪状は?」
「宗教裁判って事で、異端審問による・・・・・何だっけ?」
「とりあえず死刑ね?任せなさい。」
『勝手に話を進めんな!?俺は無実だ!』
「罪人はみんなそう言うの。大人しく裁きを受けなさい。」
「執行人。刑の内容を聞こう。」
「ま、ストレートに地獄の旅(片道)とかどうかな?」
「でも、帰って来ないってのはあれだし・・・・・。」
『だろ!?だから・・・・・。』
「「よし、溶岩に沈めよう。」」
『結局それか!?』
「溶岩準備OK?」
「投入行くぞ?」
「「さあ、覚悟はいいか?」」
『出来てません!』
「問!」
「答!」
「「無!用っ!」」
自称絶妙なコンビネーションと共に用意した溶岩たっぷりの火口の中にスカルを投げ込んだ。
『熱い、熱いぃぃぃ!!』
知るか。
「それよりも・・・・・その子が?」
「そうそう、これ。東雲浩太って言うんです。」
「あたしが連れてきた子の名前は・・・・・室戸有馬って子と玖珂峰輪廻って子にモブAからG。」
「途中から適当になってない?」
「あんたに猫被ってる時に関わるような感じの転生者候補がこの二人だからってのと、あたしの方で使うのは別に知ろうとも思わないでしょ?」
「まーね。でもメタい・・・・・。」
「じゃ、始めるからそれ貸して。」
「あ、はい。」
「テンプレ転生するからあなたも転生者サイドのフリしなさい。」
「分かりました。でも、そっち側やってみたいな・・・・・。」
「偽物おいてみる?・・・・・って何手をシュバババっと動かしてんの?」
「忍法分身の術~(笑)」
「やって見たかったのね・・・・・。」
「まあ、その辺突っ込みなしで。」
分身を用意し、魔王様にあった時の姿・・・・・・鎧を着ずに、スーツを着てみた。
この形態の事、便宜上営業モードと呼ぼう。
「あらダンディ。」
「そのまんまじゃばれるだろーが。」
「あら、そう?じゃ、始めるわよ。マジカル、ティンクル、ファンタジア~不思議魔術『肉体構築』エクセレントプリティー☆」
そんなやり取りをした後、なんかハートを模したデカいステッキを取り出して、痛いセリフと共に転生者に肉体を与えたようだ。
「あの、それは・・・・・。」
「あんたのツルハシと同じものよ?」
「もういい、あんた助手役でいろ。色々痛すぎる。ん?そろそろ起きるな。」
お、全員起き始めた。
と言っても自分の分身は最初っから起きてたけど。
「ん・・・・・?」
「ここは・・・・・?」
「起きたか?諸君。」
ダンディーさをさらに演出するために、アンティークな黒い木製の椅子に足組んで頬杖ついて転生者を見る。
「あんたは?」
「それよりも、お前らに聞くけど死んだって実感はあるか?」
「「「・・・・・。」」」
大半の人はおありのようで。
「ところでお前ら、転生する気はないか?俺の暇潰しの道具になるって条件で、どんな力も境遇も与えてやる。」
「「「ふざけんな!」」」
ま、大体そう言うわな。
言葉足りないし。
「ああ、暇潰しの道具になれってのは、お前らの行動を観察させろって意味だ。別に何もする気はねぇさ。で、どうする?」
「「「・・・・・。」」」
お、黙った。
ここは面白くない。
火に油を・・・・・
「ジューシーポーリーイェーイ!みんなのアイドル有角亜依ことアリス・アルカードたんでーっす☆」
・・・・・。
こ・の・あ・ほ・は・・・・・。
リモコンを形成し、ボタンを押す。
ガコン、とアホの足元に穴が開く。
「え?きゃぁぁぁ・・・・・。」
「い、今のは・・・・・。」
「気にするな。で、転生する気は?と言ってもNOと返されても無理矢理させる気だが。」
リモコンを後ろに放り投げながら、もう一度聞いた。
「それ、否定権無いんじゃ・・・・・。」
「当たり前だ。死んだ時点で否定権も何もあるか。」
「・・・・・。」
「もう文句言うやつは居ねぇな。じゃ、始めんぞ。」
さて、次の話は分身で進めてみよう。
どうせ俺だし。
転生者間の話もしてみたいし。




