科学部
気分で投稿します。
多分完結しません。
ー私はどうしてこんなに愚かなのだろうか…
彼女はこんな事になるのを望んでいる筈が無いのに…
どこからか神の声が聞こえてくる。
そんな事は無い。
神は既に亡くなっているのだから。
青い世界の中 私は独り 指を動かし 永遠に世界を創造していた。ー
これは伝説の魔法少女の物語。
これは七つの大罪と神の物語。
208x年
人類は魔法や幽霊や超能力などのファンタジーな事は忘れ、実験や研究を娯楽にしていた。
子供の将来の夢も花嫁やプリンセス、ヒーローや警察官などの希望溢れる物から研究者などになっていた。
どんな物を実験しているのかと言うと、人類の健康、新しい端末の開発、人間に近い歩く天才AIなど…
しかし人類は寿命を伸ばすことは出来なかった。
人類は届く筈の無い「寿命を伸ばす」という夢に必死に手を伸ばしていた。
…月雅中学校の旧理科室が騒がしい。
どうやら実験中の様だ。
旧理科室のドアには雑に「科学部」と言う看板が貼られている。
学校が改修工事され、理科室が新たに出来、要らなくなった旧理科室を貰い、前の三年生が無理やり作った部活だ。
今は春で、3年生の先輩は修学旅行に行っている。
鮫田こころは中学一年生の女の子だ。
身長も頭の良さも可愛さも足の早さも…平均的な女の子だ。
メイクもしていないし、第一ボタンを開けたりスカートを折ったりもしていない。
学校のルールを破ったことは一度もない。
こころは何故か理科の点数がよかった為、科学部に入った。
こころは別に理科は好きではない。
しかし成績が科学部の一年生の中だと1位だった為、三年生の代わりに実験をすることになった。
「ほらー、皆。こころに注目!」
顧問の先生が手を叩き、教室の前にいる私に目立たせた。
こころは震える唇で最後の抵抗をした。
「先生…私じゃ…そ…の…」
小さな声で伝えた。
こころは実験が苦手だ。
小学生の頃、理科の実験で、加熱のしすぎと乱暴に扱ったせいで学校のフラスコを割ったことがあるのだ。
それでこころの友達を怪我させて、先生や親から長い間叱られたからだ。
そんな言葉は先生の耳には届かず、実験が始まった。
「今から混ぜるからよ~く見とけよ」
顧問の先生は身長がとても高くて、声が低い。そして言葉遣いも悪く、おまけに髪型はショートカットだ。
先生はたまに男性に間違えられる。
と言うかこころも最近まで男性だと思っていた…。
それは置いといて、こころは実験を始めた。
こころは三年生の手の大きさに合わせた為ブカブカな手袋でフラスコを持ち、試験管の中の液体を注いだ。
そしてフラスコを振る。
「このような現象が起きるんだ。」
フラスコの中の液体は宙に浮いた。
「これは重力を無視することができる液体だ。我々人類はこの技術を使って楽に建築したり、宇宙に行ったりしている。」
先生はそう説明した。
「先生、どうして重力を無視出来るのですか?」
大人しそうな女の子が手を上げた。
先生はその子に立つよう促した。
その後先生は手を叩き、説明をした。
「そこが気になるとは…素晴らしい
私はそんなに詳しくないが、水の原子を組み換えて実験をしていたら、たまたま出来た奇跡の液体だそうだ。」
女の子はお辞儀をして座った。
こころよりも礼儀正しく、好奇心がある。
こころは実験はその女の子にさせるべきだと思った。
棚のフラスコから小さな女の子がこころを覗いている。
「あれが伝説の…」
その小さな女の子はピンク色の髪で、大きな赤いリボンでハーフツインをしていた。
お嬢様のような綺麗なワンピースを着ていて、背中には半透明の大きな羽が生えていた。
「……スター…?」
その小さな女の子はそう呟いた。
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こころは実験の後を片付けていた。
部員は…もう帰っている。
実験をしなければ部活の中で一番早く帰宅できるのだ。
そのため皆は科学部の事を「帰宅部」と呼んで馬鹿にしている。
こころは毎日科学部の掃除や実験や点検などをしている為、6時くらいまで残る。
そんなこころのどこが帰宅部なのか…
そう思いながらフラスコの中身を捨てようとした時、棚から妖精が喋りながら飛び出した。
「やっぱり!あなたはコードネーム:スター…魔法少女よ!
ほら、一緒に戦いましょ!」
投稿頻度終わってます。




