表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grim Reaper  作者: Y A


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1/7

プロローグ


 世界の名は「アルタロス」


 この世界には二体の神がいた。


 光の神「フォテス・イグニ」

 想像したものを創造する力によって、世界に大地を、風を、水を、火を、そして生命を創り出した。


 闇の神「サザマ・ルナサ」

 フォテスとは対照的に、破壊や変異を司る神であった。その力は世界を壊し、生命のありかた、そのものを変えることができた。


 お互いに共存のできない二体の神は、争いあうことしか出来なかった。

 果てしない戦いの歴史の中。


 フォテスは己の眷属として自らの形を模した「人間」を創り出した。彼らは非力だが優れた知能を持っていた。


 一方サザマはフォテスが創り出した。生命を変異させ、異形の怪物「魔物」に変え、己の眷属とした。

 魔物はサザマの魔力により、異なる魔法を会得した。


 二体の神とその眷属達は争いを続けた、一年、十年、百年、千年と……何億ものの生命が失われたが遂に決着が着いた。

 光の神フォテス・イグニはサザマ・ルナサを敗り、その力を七つの器に宿し、無力化し。封印した。


 だが、その封印には代償があった。光の神の消失。フォテスは最後の力で世界に「理」を創造した。

 己の眷属である、人間の中で一人だけ己の力を扱える、神の使者「レガトゥス」を生み出す事。レガトゥスが死ねば新たなレガトゥスが生まれる。それがフォテスが最後に創ったルール。


 こうして世界には神がいなくなり。神が創り出した眷属が残った。


 人間と魔物。

 この二つの存在も、かつての神達のように、交わる事はなく、闘いは続いた。

 人間は神の力を使えるレガトゥスがいたが、それでも魔物達には力及ばず、人類は存続の危機に立たされた。


 だが、ここで新たな生命が現れた。

 人の形をしながら魔物の力、魔法を扱う者。

 人は彼らを人間と異なる存在「ゼノ」と呼んだ。

 ゼノの登場により、人間は窮地を脱し、一時的な平穏を手に入れた。


 そして人類は力を得る。

 精霊の力を石に閉じ込める「魔石」その力を用いて、人間は「精霊術」魔法にも近い力を生み出し、魔物に対抗する術を手に入れた。

 これで本当に世界に平穏が訪れる――はず、だった。


 人間は恐怖したのだ。自分達と同じ、高い知能を持ち、そして魔法を操る存在。ゼノを

 いつしか世界は魔物と人間の戦いではなく。

 ゼノと人間の争いになった。いや――正確には争いではなかった。人間はゼノと共闘していたが、ゼノを騙して力を封じ、そして――虐殺したのだ。

 それから十五年――アルタロス歴千九百八十年。


 新たな争いが幕を開ける。

 その中心には「死神」と呼ばれる存在がいた。


 この物語は死神と呼ばれた少年の英雄譚である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ