【024】日記を書かなきゃ
エディナとクエストぐふふのふー。
鼻歌交じりに、小躍りしながら俺は自室に戻って来た。
テンションが上がっているから、寝付けそうもないのだが、この後もっとテンション上がるイベントが待ち構えている! そう。それは、ツクヨミとの添い寝!
期待を胸に自室の扉を開けると、ツクヨミは既にベッドに潜り込んでお休みのご様子。
寝顔を見ようと覗き込むと、プイッと反対側を向かれてしまった。
うーむ。照れ屋さんめ。つか、起きてんのか?
まあいい。
直ぐさまベッドに潜り込んで、ツクヨミを抱っこしたいのだが、俺にはまだやる事が残っている。
俺は鞄をカサゴソ漁って、日記とペンを取り出した。
忘れちゃいけない。ロリさまに日記を書かなくてはいけないのだ。
書かなかった場合どうなるかはわからないが、忘れたら人生即終了とか言われてるから書かないといけない。
なんか怖いし。
さて、俺は日記というものを書いた事がないのだが、果たしてどんな内容を書けば良いのか?
暫く考えてみたが、上手い文章も思いつかないので、あるがままをそのまま書くことにした。
『ロリさまへ
目を冷ましたら血塗れでした。熊さんに出会って、追いかけられて人外魔境に突入! もう少しイージーモードにして下さい! でもまあ、そこでロリさまよりもずっと可愛いエルフと出会ったからまあいいでしょう。因みにブル・ドッグって名前は、その子が可愛いって褒めてくれたんで気に入ってます。残念でしたね!
【白無垢】のカードもありがとうございます。使ったらツクヨミちゃん登場で俺氏歓喜!
なんか無茶苦茶凄いから一瞬で街に着いて、速攻で逮捕されたわ。ざけんな!
取り敢えずもっと俺に優しい環境を希望します。
ブルより』
なんか手紙みたいになっちゃったけど、まあ良いか。
俺は日記を閉じて寝ることにした。
すると。
日記帳がわずかに光ったように見えた。
む! と思い俺は再び日記帳を開いて中を覗くと、なんとロリさまから返信が来ていた。
『アウナスより』
アウナスってカードの創造主だっけか? あのロリさまが、アウナスなの? まあ、なんでもいいけど。どの道ロリさまはロリさまだし。
そう思いロリさまがなんて返事をしてくれたのか見てみると。
『ウケるー』
それだけだった。
あんのロリさまめ! 最高にイカした煽り入れやがって!
人の人生をなんだと思ってるんだ!
ハッ! いかん! ここで腹を立てていたら、ロリさまの思うツボだ。落ち着け俺。クールになれ!
俺は日記をさっさと閉じて、楽しい気分になる為にベッドを見た。
よし、ロリさまのことは忘れて楽しく寝よう!
そう思い直して、ベッドへと近づく。
ツクヨミはそっぽを向いたまま、スヤスヤと寝息を立てていた。
よーし、それじゃあ、お邪魔しまーす。
俺がベッドに入り込み、ツクヨミを後ろから抱き締めようとすると、ガシッと何かに腕を掴まれた。
なんだ?
そう思っていると、俺の体を這うようにスルスルと何かが纏わり付いてくる。
こ、これは! ツクヨミの衣か!
ツクヨミを抱っこしようとした俺は、街へ来た時と同じように簀巻きにされて、ベッドの中で身動きが取れなくなってしまった。
ぐ、くそうっ! 直ぐそこにツクヨミがいるというのに!
もぞもぞと抵抗すると締め付けがどんどんキツくなって来る。
や、あの。く、苦しいんですが……。
強烈な締め付けに息が出来ず、俺の意識は深く沈んでいった。
読んで頂きありがとう御座います。
Vチューバ―ってどんなもんよ!って思って輝夜月の動画みたら吹き出した。
凄く負けた気分になった。でもチャンネル登録はしたのだった。




