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神明の悪魔殺し  作者: BM天魔
蒼摩編
20/75

決戦の前に 3

4月26日、蒼摩と闘った翌日。

「ヤッホ~。起きている~!?」

俺の一人暮らしの小さい一軒家の窓から聞こえた。

女の声だが、零や羽川じゃない。

誰だ?クラスメイトか?

いや、話すといえば、話すが。家を教えた記憶はない。

そっと、窓を開けると…。

天魔だった。

「いやいや、なんでいるんだよ!?」

「は?ヒマだからだけど~。なにか~?」

と、天魔。

「俺の友達みたいな、言い訳するな!?」

「友達でしょう~?ま~、とにかく、ヒマは本当だ~よ~」

と、天魔。ナニをたくらんでいる。

「刃チャン!起きてた~?寝てた~?寝てたらゴメンね~」

「毎朝、起こしに来る、幼馴染みたいに言うな!?」

まったく。

「危ねー、もう少しで見逃すところだった!!

「チャン?チャン!?そこまで親しかったけ!?」

「違ったけ~?」

と、天魔。

本当に、ナニをたくらんでいる。

つーか、キャラ!変わってなくない?


説明が遅れたが、天魔は悪魔の姿じゃなかった。

肌が前ほどじゃないけど白く、(前は真っ白だ。完全に白だった)

黒髪で、黒いワンピースを着た、20代くらいのお姉さんに化けてた。

正直、美人なお姉さんだ。悪魔だから、認めたくないが。

その後は、トランプをした。

ゲームは、大富豪やダウトなど。

だが、当然。天魔は、心が見ることが出来るため、全敗だった。

ダウトなんかは、ヒドかった。

ザックリ言うと、ウソを見抜くゲームだ。

だから、こっちのウソがバレバレだったから、完敗だ。

そもそも、ダウトは、2人でやるゲームじゃない。

ソレに、スピードなど、

たとえ、心を見たって正統に闘えるゲームがある。

にゃ野郎!フザケやがって!!

「ま~ま~、怒らないで~よ~。でも、アスモデウスはどんな汚い手を使うか分からないからね~。

「これは~、リハビリだよ~。冷静で居られるようにね~」

と、天魔。

「そうだったのか!?」

と、俺。そしたら、

「ウソだけど。正しくは~、ストレス発散~♥」

と、天魔。

「だと、思ったよ。ま、いいや。またな!」

天魔は、一度驚いたようだが、すぐに、顔の表情を戻して

「そうね~、またね~♥」

と、笑顔で翼を出して?広げて、大空そらへ飛んで行った。


ん?携帯に着信が何回かあるな?

学校?

あーーーーーーーーーーーぁ!!しまったーーぁ!?

今は、約12時くらいかな?

大遅刻だ。走れ!!

俺は、この日、担任の志村先生から、指導を1時間受けた。

最悪だ。はァ………。





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