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神明の悪魔殺し  作者: BM天魔
蒼摩編
21/75

決戦の前に 4(前編)

オレは、天上院てんじょういん 蒼摩そうまだ。

遂に、オレの出番が来たのだ。

いやー、頑張った甲斐があったゼ。



4月27日、水曜日。

放課後、刃達とアスモデウスについて、話したんダ。

だから、もう夜になってた。

そんな、刃達と別れた下校の途中の出来事ダ。

ある悪魔と出会った。

見た目は、人間だが、いかにも、不審な感じがする。

スーツ姿で、顔は、30代くらいの男だ。

と、オレが見つめてたら、

「なんだ?そんなに珍しいか?吸血鬼もどきが」

と、低い声でその男が喋りかけてきた。

「吸血鬼もどき?」

と、オレが言ったら、

「だって、そうだろう。吸血鬼の能力を中途半端に使うんだからな」

と、言ってきた。

この男、もとい、この悪魔。

なんで、吸血鬼化ヴァンパイアモードのコトを知ってんダ?

「ふん。そんなに驚きか?顔に出てるぞ。ま、なぜ知っているかは、簡単な事だ。単に、私と同族の能力を使うからだろう」

と、男が言う。

「は?それは、吸血鬼化ヴァンパイアモードが悪魔の力だから、悪魔のお前は分かるという事か?」

と、オレ。

吸血鬼化ヴァンパイアモードと言うのか。

「それにしても、まだ分からないか?悪魔は悪魔だが、もっと、細かくだ」

と、男。

「まさか!?吸血鬼か?」

「ふん。ようやくか。そのとおり、私は吸血鬼だ」

と、男。

なんと、この男の正体が、吸血鬼だったとは、意外だ。

「おっと、馴れ馴れしく、喋りかけたが、仲良くしようとは言ってない。

「あくまでも、私は、お前を倒しに来たのだ。

「とは、言ってもな。このように、私は、真面目なのでな。

「奇襲は、したくなかったから、喋りかけたと、いう事だ」

変な悪魔だな。こんな悪魔が、いたとは。

吸血鬼は、みんな、そうなのか?

「顔に出てるぞ。言っとくが、吸血鬼は、みな、私のような性格じゃない。

「どっちかって言うと、荒っぽいのが、一般的な考え方だ。

「一応、名乗ろうか?

「私の名は、ラルビシュ・ラーバルト・ラーだ。

「ラーでいい。

「いきなり、ラルビシュは馴れ馴れしいだろうからな」

と、吸血鬼こと、ラーが言った。

「オレは、天上院 蒼摩だ」

と、一応、オレも名乗った。

「そうか。確か、日本では、1番最初の名が、苗字みょうじだったな。

「では、天上院くん。戦おうか」

と、ラーが、飛んで?来た。

翼を広げてないから、飛んだと言うより、走ったなのか?

いや、足は、使ってないしな。分からん、お手上げだ。

とにかく、こっちに来たのだ。

オレは、両腕を✕の形にして、ガードした。

ラーの右パンチ、パンっ!

くっ!

「ふん。どうした?例の吸血鬼化ヴァンパイアモードは、使わないのか?」

と、ラー。

「言われなくても、使うゼ!

吸血鬼化ヴァンパイアモード

と、オレは、走った。ダッ、ダッダッダッ…!

そして、右パンチ。パンっ!

くっ!オレと同じようにして、ガードされた。

「なるほどな。確かに、速いな。

「天上院くん、君は元々、速いだろう。

「だが、吸血鬼に吸血鬼もどきの力は、効かないよ」

と、ラー。

くそ、ヤベー。負けそうダ。

ま、だからと言って、諦めるつもりはないが。












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