49 衝動
そもそもが自分である必要があるのかどうかすら怪しい。
自分は失敗作で、成功作である異態橈骨が存在している以上、自分が必死になって頑張る必要はないのではないかとさえ考える。
けれど、身体は勝手に動いてしまう。
だから辛い。
だから苦しい。
もう嫌になった。
だからもう思考をやめて、身体をその衝動に任せることにした。
異態橈骨は何がしたいのかわからないが、自分と同じようなことをやっているらしい。
ならばもう、全部あいつに任せてしまってもいいのにと思う。
けれど、身体も心ももう動くことを止められなくなっている。
だから動くし、動かざるを得ないのだろうと状況を判断したうえで、自分は思考を放棄して、ただ助けられる人年を助けて回っている。
だからほんとうにいやだ。
ほんとうに、もう、もうぜったいにいやだ。
なにもかもがいやだ。
ほんとうにいやだ。
ほんとうにいやだ。
たすけてほしいのにだれもたすけてくれないし。
そのくせたすけだけはたのむし。
じぶんがここまでがんばったってだれもあいしてくれないし。
だってじぶんはのぞまれたいのちじゃないから。
くるしい。
くるしい。
かなしくてせつなくてくるしい。
もうしにたい。
けれど、しぬまえにやることがある。
だから、からだはうごいてしまう。
からだをとめるすべをみうしなってしまった。
きっとばかだとおもうのだろう。
もういやだ。
たすけてくれ。
たすけてくれ。
たすけてくれ。
たすけて。
そもそもが自分である必要があるのかどうかすら怪しい。
自分は失敗作で、成功作である異態橈骨が存在している以上、自分が必死になって頑張る必要はないのではないかとさえ考える。
けれど、身体は勝手に動いてしまう。
だから辛い。
だから苦しい。
もう嫌になった。
だからもう思考をやめて、身体をその衝動に任せることにした。
異態橈骨は何がしたいのかわからないが、自分と同じようなことをやっているらしい。
ならばもう、全部あいつに任せてしまってもいいのにと思う。
けれど、身体も心ももう動くことを止められなくなっている。
だから動くし、動かざるを得ないのだろうと状況を判断したうえで、自分は思考を放棄して、ただ助けられる人年を助けて回っている。
だからほんとうにいやだ。
ほんとうに、もう、もうぜったいにいやだ。
なにもかもがいやだ。
ほんとうにいやだ。
ほんとうにいやだ。
たすけてほしいのにだれもたすけてくれないし。
そのくせたすけだけはたのむし。
じぶんがここまでがんばったってだれもあいしてくれないし。
だってじぶんはのぞまれたいのちじゃないから。
くるしい。
くるしい。
かなしくてせつなくてくるしい。
もうしにたい。
けれど、しぬまえにやることがある。
だから、からだはうごいてしまう。
からだをとめるすべをみうしなってしまった。
きっとばかだとおもうのだろう。
もういやだ。
たすけてくれ。
たすけてくれ。
たすけてくれ。
たすけて。
「助けて!」
声がする。彼はオートバイクを走らせた。




