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エルウッド王国の王子の里帰り2(仮)

32話



次の日は朝、朝食を作っていたらシズクさんが厨房にやってきた。


「ミナトさん本日の朝食はミリアリアさんと一緒にとのことです。」


「わかりました。じゃあ先に部屋の住人に届けてから持っていきますね。」


「わかりました。では先にお茶を用意してまいります。」


そう言って出ていった。


今日は特製トマトソースを使ったピザ風トーストにサラダとオークソーセージを添えて出来上がりだ。


さて先に部屋にもっていくか。


「4人とも朝食ここに置いておくから食べてね。」


「兄さんいつもありがとうな。この世界に来て今が幸せやで。」


「兄様ありがとうです。」


「ミナト様ありがとうございます。」


「ミナトさんありがとうございます。」


4人が喜んでくれて良かった。


食べてくれる人が喜んでくれるのが一番嬉しい。


さてミリアリアさんのとこに行こうかな。


王族用の食堂に入るとすでに全員がそろっていた。


「おはようございます。お待たせしてすいません。」


「構わぬよ。急につたえてしもうてわるかったの。なんせいきなり息子が朝食に誘えと言うたのでな。」


そう言ってそちらを向くと金髪エルフと目が合った。


「はじめまして。ミナトと言います。」


「私はリーナの兄リオンという。リオンでも義兄さんでも好きに呼んでくれていいぞ。」


そう言って手が出てきたので握手する。


「義兄さんよろしくお願いします。」と言ってみると、


「遠慮なくていいな。よろしく。昨日のステーキは最高にうまかった。」


「兄様、先に朝食にしましょう。わたしお腹ペコペコなんですけど。」


「すまないリーナ。」


その言葉でみんなの前に朝食を置いていく。


「今日はピザ風トーストに、サラダとオーク肉のソーセージです。お好みでマスタードをどうぞ。」


「初めて聞く名前じゃの。しかしとてもおいしそうだの。ではいただくとしよう。」


「「「「「いただきます。」」」」」


セバスさんとルリアさんがお茶を配ってくれる。


「なんだこのとろとろのチーズはこのソースと相性抜群じゃないか。母上たちは毎日こんなものを食べてるなんてずるいですよ。」


「兄様朝食以外は基本グスタフの担当ですよ。昨日の夜は特別にミナトが作ってくれたんですから。」


「そうか感謝する。上手い料理の作れる義弟ができて嬉しいぞ。」


そういわれてうれしくなる。


リーナとの婚約も、どこの馬の骨ともわからないやつとは反対だって言われるかと思ったが受け入れてもらえたみたいでよかった。


「最近エルウッドでは、ラーメンなるものが流行っているそうですが、母上たちはもう食されたのですか?」


「兄様それこそミナトの発案ですよ。」


「なんとラーメンも義弟殿が。」


「一般に出ておるものとミナトが作るものは少々違うようじゃがの。ところでミナトよわらわのことも母上と呼んでくれてもよいよ。」


ミリアリアさんにそう言われたら答えてみるしかない。


「母上さん。世間に出回ってるものはボアを使用しています。皆様に召し上がっていただいたのはオークを使っています。オークのほうが断然美味いですよ。」


勢いでいってみたがさんをつけてしまって変な感じになってしまった。


「ふふっ。ゆっくりなれればよいよ。」


そんな感じで和やかに朝食が終わったがシズクさんは黙っていた。


朝食が終わってからリオンに手合わせに誘われた。


誰も使ってない訓練所で打ち合うことに。


軽く打ち合ってみたがリオンはかなり強かった。


まあ以前のシズクさんくらいかな。


「ミナトは本当に強いな。リーナの誇張かと思っていたが。これならリーナを任せられる。」


「ありがとうございます。」


ってやり取りしていると、


「リオン腕が落ちているのではありませんか。」


シズクさんが入ってきた。


「なんだとそんなことはないぞシズク。」


二人の間に火花が散っている。


そこから2人は模擬戦を始まってしまった。


リーナが教えてくれたが2人はライバルだったようだ。


白熱した打ち合いが行われている、だがこの前のレベルアップに一緒に行ったシズクさんの方が余裕があるようにみえる。


結果シズクさんが勝って、リオンはほんとうに悔しそうにしていた。


お昼はラーメンを作ろうかと言ったらまずは店舗のやつを食べたいということ変装したリーナ、リオン、ミレイヌ、レインの5人で並んでみた。


結構な時間並ぶことになったが王都の賑わいにリオンは喜んでいた。


店に入ると1号店なので気づかれたが黙って通してくれた。


リオンはセットにして餃子も頼んで満喫していた。


1号店は流石にちゃんとしていて美味しかった。


みんな喜んでいたので良かった。


「いやあ本当にうまかった。これが向こうに戻ったら食べられないとか残念過ぎる。」


「今度ローウッド王国にも出店予定らしいですよ。」


「それは朗報だ。オスカーのやつも誘っていくとしよう。」


「どんどん広げていく予定です。世界に広がったらレシピをギルドに公開する予定です。」


「それはいい計画だね。」


しばらく街をぶらぶらしてから帰って全員を紹介したら


「ミナトの周りは女ばかりだな。」


って言われてしまった。


夕食後リオンに風呂に誘われたので今日はカティアたちも遠慮してくれた。


もちろんリオンの背中を流しました、その後風呂に浸かりながら話す。


「母上とリーナから聞いたが半信半疑だったが安心したよ。」


「何を言われたのか怖いんですけど。」


「一日一緒に過ごしてよくわかったよ。お前はいいやつだ。」


「そう思ってもらえたなら嬉しいですね。」


「お前の周りの女もいい顔をしているしあんなグスタフは初めて見たよ。」


そういえば夕食の前、厨房でリオンと話していたらグスタフが絡んできて、今日も飯を食わせてくれよと駄々をこねていたのだ。


リオンも苦笑していた。


「周りがいい人ばかりで助かってます。」


「権力目当ての奴は長く生きてきて嫌というほどみてきた。」


「俺もそうかもしれませんよ。」


「ミナトがそんな奴なら自分の力を隠したりしないだろうさ。それにリーナもそんな奴には惚れないだろうさ。」


「・・・・・・。そんな風に言われると恥ずかしいですよ。」


しばらくゆっくりしてから果汁ポーションを出して渡してみた。


「これは旨いじゃないか。」


「でしょう。お勧めの一本なんですよ。」


「今度アルカディア学園で催しがあるんだがミナトも一緒にいってくれないか?」


「アルカディア学園とは?」


「ガチャガチャの神殿のすぐ近くに学園都市があるんだ。そこの中心がアルカディア学園で学園はどの国にも属していない。だから世界中の成人したばかりの若者が通って交流を深める場となっている。」


「そんなところがあったんですね。」


「神殿からでたらすぐにみられるから見ていると思っていたが。」


「すいません。お恥ずかしながら疲れて眠ってしまってました。気が付いた時にはエルウッドにいましたので。」


「そうかならぜひ行こう。そしてあのラーメンをイベントで提供してほしい。」


「そんなイベントなんですか?」


「今年は各国の名物を競うみたいなんだが、我が国のボアの塩焼きでは話しにならんと思っていたがあのラーメンなら存分にアピールできるだろう。」


「わかりました。ラーメンを世に広められるなら是非。」


「そうかそれはよかった。出発は明後日の予定だ。」


「それは何人行ってもいいんですか?」


「別に構わないが、ああ専属メイドたちか別にいいぞ。初めての者にはいい観光になるだろうしな。」


「ありがとうございます。じゃあ後で聞いておきます。」


そんな話をして風呂から出た。


仕上げはミルク村の牛乳を風呂上りに飲んだ。


ほんのりとした甘さがあって最高だった。


部屋に帰ってティピ、ライカと学園都市の話をしたら


『楽しそうでいいじゃない。わたしも楽しみよ。』


『楽しみです。』


楽しみにしてくれていて何よりだ。


しばらくして4人がお風呂から戻ってきた。


「気持ちよかったか?」


「最高やで兄さん。ここの生活は恵まれてるわ。」


「こんな広いお風呂に毎日入れるなんてすごいです。」


「お湯が濁ってないから恥ずかしいかな。」


「気持ちいいです。」


「風呂上がりの一杯はどうだ?」


そう言ってミルクを取り出すと


「さすが兄さんようわかってるやん。」


ってみんなも美味しそうに飲んでいた。


寝ようと思ったら急にみんなが脱ぎだした。


「ちょっといきなり何脱いでんの?」


「寝間着に着替えようと思いまして。」


俺もいるんですけどひとこと言ってくれたら部屋から出ますよ。


普段お風呂入るの遅いからいない間に着替えてるんだろう。


「いえ、ミナト様を外に出しては私たちが怒られてしまいますから。それにミナト様なら見てもいいですから。」


「兄さんならええんやで。」


「チヨも平気ですぅ。」


「わ、私も大丈夫だよ。」


照れながらそんなこと言わないで。


目がいってしまいそうになるのをこらえて布団に入る。


まだダメだと言い聞かせる。


リーナと婚約してからほかの子の気持ちも受け入れる気でいるが手を出してはいけないので我慢する。


先にそんなことしたらリーナに申し訳がない。


着替え終わったのを教えてくれたので、学園都市の話をしたらみんな行きたいとのことなので連れていくことにした。


明日にカティアとプリシアのも聞くことにして眠りについたのだった。

読んでくださってありがとうございます。


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