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異世界召喚
目を覚ますと、自分は硬い床にうつ伏せで、倒れていた。
はっきりとしない意識のまま、自分は何故こんな所にいるのか考えていた。
確か意識を失う前、自分は自殺を決意し、ビルから飛び降りていたはずた。
しかし、激突する寸前何故か地面に魔方陣が現れ、自分はそこで意識を失ったはず。
起き上がり回りを見渡すと、信じられない光景が広がっていた。
見たこともない怪物達が、自分を取り囲んでいたのだ。
山羊の頭を持った怪物や昆虫がそのまま大きくなったような怪物、自分の体長を優に越える巨人やゴーレムのような人形などとにかく沢山の怪物に囲まれていた。
あまりの出来事に、固まっていると、「よくぞ、おいでになさりました、救世主殿。」 と、一体の怪物が自分に話しかけてきた。
それは、頭が牛、体は毛むくじゃらで図体がでかい、この中で最も威圧感が凄い怪物だった。




