経験より強い体験はない!
アルコール依存症のご主人を見捨てる事・・・旦那さんは元々、他人ですので別居、離婚は奥様さへ決断できれば話は進んでいくでしょう。
奥様が最寄りの地方裁判所に調停離婚を申請すれば『アルコール依存症』とは縁が切れます。実際には裁判にもならずに調停委員が仲介に入り・・・
「奥様の意思は固いようです。自業自得ってものでしょう。諦めなさい』
アルコール依存症者の味方になってはくれません。
意外と簡単に離婚に至ります。ただし、慰謝料や養育費で折り合えばの話です。慰謝料の相場は概ね200万円、養育費用は子1人あたり3万円程度、大学卒業まで養育費は発生します。(ただし、忘れてはいけないのは相手がアルコール依存症であり収入が途絶えがちである点です)
難しいのは我が子を見捨てる事ができるか? 子を見捨てられる実の親はいるだろうか?です。私には無理です。
親ができることには限りがあります。
目を離さない。子を孤独にしない(独りにしない) この程度でしょう。アルコールを飲ませないために酒瓶を隠しても無駄です。私の場合は探り当てる事が容易に出来てしまいました。
親がすべきことは自分の子供を犯罪者にしないこと。放置すれば家庭内暴力の末、器物破損から傷害罪に進み、最悪、殺人未遂、未遂ならまだいいです。この文章を書いている1ヶ月ほど前に京都で妻の連れ子を殺した事件がありました。
子供を伴った再婚は難しいですよ。(経験者は語る)
まずアルコール依存症のお子さんを持つご両親は相談センターを利用しましょう。理由はアルコール依存症専門病棟への入院に繋げるためです。
子供自らが『俺はアルコール依存症なんだ』と自覚してもらわないと何も始まりません。
アルコール依存症外来ではきっとこう言われるはずです。
「入院でいきますか、それとも外来で治療していきますか?」
この時の返答は「入院させてください」のみです。理由は2ヶ月でも3ヶ月の間だけでも禁酒できるのですからアルコールを断つ経験が得られます。
経験より強い体験はありませんので迷わずに入院生活を選んでください。アルコールが切れたアルコール依存症者は元気いっぱいの入院生活を送ることができます。
これが結構楽しいのです。楽しいからこそリピーターが多いのです。




