時速10km未満で歩こう!
「あなたはガソリンがほとんど入っていない自動車を運転してしまう。陽の沈みかけた深い森の道をなんのためらいもなく走っていく。突然、前にも後ろにも動けなくなる。次のガソリン・スタンドの場所さえ知らずに森の中に入っていってしまいどうにもならない状態になる」
埼玉県立精神医療センターで私を担当していただいたケース・ワーカーから言われた私の性格です。
私のどこを見てそう感じたのか? さらに・・・
『あなたが起業したらとんでもないことを始められそうな気がする。でも社員は誰もあなたについてこられないでしょうね」
同じ方から言われた私の性格診断です。
アルコール依存症者 = だらしがない人
この世間一般のイメージが当たっているとは思えません。
実際、私はアルコール依存症者でした。それも重度の、7回も精神病院に隔離、収容された人物です。ですが、今現在、毎日5:30に起床して9匹のネコに朝食をあげて、庭に作った家庭菜園に水を撒き、最寄駅に向かいます。
週休2日なんて取っていません。職場を3つ掛け持っています。Wワークどころかトリプル・ワーカーです。
だらしがない性格の持ち主がおこなえる生活パターンではありません。
アルコールが・・・厳密に言えば飲酒が性格を狂わせたのです。
人は社会人になると他己評価に左右されます。他己評価されるが故にストレスを感じ、職を放棄したくなり、月曜日の朝、憂鬱になるのでしょう。
他人がくだした評価なんて気にしてはいけません。今、働いている会社を辞めてしまえば、あなたに評価をくだした人は標的を失います。
あなたは本来のあなたを取り戻せます。
自分を評価するのは自分だけでいいのです。ただし、自己評価は相当に厳しくしてください。オール5ですと、未来への伸びしろを持たない人になってしまいます。
私自身、早朝時は鬱っぽくなっています。「有給休暇取りたいなぁ」とか「この年齢、62歳なのだから自分の好きなことだけをおこなって生きていたいなぁ」
この思い、ほぼ毎朝起こります。でも玄関を出て最寄駅のホームに立ち、電車に乗り込むと私以上の高齢者サラリーマンに出会います。半身麻痺の社会人、盲目の方
みんながそれぞれ家庭を持ち、働き、何か大切なものを必死に守っているのです。
もし、どうしても「今日は仕事に行きたくない!アルコールを一口飲んでしまえば、会社に行かないで済む」という思いが拭え切れないならばこう思考を変えてください。
今日は低速走行のみで1日を切る抜けよう。絶対にシフト・チェンジはしない。1速か2速で歩き続ける。時速10km以上は絶対に出さないぞ。
どんなにあなたが憂鬱でも1時間は3600秒です。18:00にならない9:00はないのです。
アルコールを飲んでエンジンをふかす事よりもゆっくりモードで今日1日を乗り切りましょう。




