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怖い
少女は蛇に抱き着いて離れません。
余程怖かったのか、目にはうっすら涙さえ見えます。
そんな少女を3人が必死にあやしながら小鳥遊翼の家に戻りました。
短い冒険でした。
先客の悪い女は、まるでそこに少女が来るのを知っていたかのような振る舞い。
疑問はつきません。
「天ちゃん!だ、だだだだ大丈夫!?」
泣いている少女を見て狼狽える小鳥遊翼。
小鳥遊翼はとりあえず自室のベットに運んで少女を寝かしつけました。
少女は怖いのが尾を引くのか、小鳥遊翼の手をずっと離しませんでした。
小鳥遊翼は少女の頭を少女が眠るまで優しく撫でてくれます。
少女は安心したのかスウスウと可愛い寝息を立てて眠りました。
小鳥遊翼は懐かしむような目を少女に向けていました。




