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王女護衛作戦(そこは集う場所)



まー大体こんなもんだろ

「わざわざランタンまで作った甲斐がある」

問題はマスターを誰がやるか

「まあセルフって事で」

だよなー

「ブツも集めなきゃだし」

酒はもちろん干し肉とかソーセージみたいなのが吊っておきたいよな

「酒にも手出すか」

やってみたかったのはある

「酒税法から解放された今やるしかない」

酒税法ないよな?

「最悪反対するやつ全員ぶっ飛ばせば」

うわぁ

「まあとりあえず昼の大休止だ戻るぞ」

今回は騒がれないようにサンドイッチとボトルコーヒー用意してあるからね



「おっ戻ったか」

なんか嬉しそうな

「そりゃ酒場ができるって言われて盛り上がらない方が嘘ってもんだぜ。それよりちょうど大休止の合図だ。ヴェル嬢止めてくれ」

「はいよー」


お昼だぁー

「やっぱ出先で食べるのはサンドイッチだよなぁ」

「今日のパン美味しいですね」

うっ

「やっぱ敵わんよなぁ」

何が違うんだろうか

「このパンは前に依頼で会ったアフニールさんの実家のパン屋にたくさん焼いてもらったものを使ってるんだよ」

やっぱきめ細やかなふわふわ感すごいよな

「酵母も分けてもらってあるし色々やってみるか」

そういや特に違和感なく食ってたけどこのハムどした?

「まだまだたくさんブロック余ってたから憧れの自家製生ハム原木とか仕込んでる」

美味そう

「そうだスライサー頼もうと思ってたんだ」

了解


「失礼します。美味しい森の恵みもしよろしければいかがですか?」

「おおっ」

「やるな森精の。こいつらの飯は美味いぞ?」

バンさん?

「レイドとかで複数パーティーが組むなら当然パーティー飯自慢大会よ。受け取って自慢の料理で返すのが礼儀ってもんだぜ」

「了解した。なんか手頃な容器あったかな」

「構いませんわ。ここに置いて行きますから私のバスケットに詰めてくださる?」

「かしこまりっと」

「ありがとうございます。それではお仕事の際もよしなに」


せっかくだし食ってみるか

「これなんだ?さくらんぼ?プラム?」

バラ科のなんかという事で

「これはアプライベリーですね。真ん中にある大きな種は何かの薬の材料だったような?」

「そんじゃ洗ってとっておくか」

これってたっぷり買えたりしないかな

「すっごい競争率高いですよ。」

あーやっぱり

「これで梅酒的なやつとかやってみたいよな」

「俺はティンキャナディスとかファイヤリングモルドーなんかが好きだけどな」

なんぞや

「あーティンキャナディスってのは穀物で作った酒を一度蒸留してから熟成させるんだったかな?そんでファイヤリングモルドーは果実から作った酒を同じ処理したものだな」

「なるほどウイスキーにブランデーといったところか」

「あーダメだ昼から飲みたくなってきたぞ。」

まあまあ夜にはきっと飲むだろうからね

「そうだな。そんじゃ向こうも飯は済んだみたいだし進むか」

へーい


うーん

「暇だ」

ドローン先行させてるけどなんもない

「何もないのか?」

「私もなるべく遠くの音を聞いているのですが恐ろしいほど静かですね」

「なるほどなぁ。こりゃ聞いてた以上に骨が折れるかもな」

「そういうことか」

ケイ?

「あれだよ強力な魔物に怯んで普段の生態系が鳴りを顰めるってやつ」

なるほど

「まあ大体そういうことだ」

まあ本格的に不味い事になったらケイとかヴェルあたりがちゅどぉーんって片付けてくれるはず

「そりゃそうだな」

「2人とも僕のことなんだと思ってんのさ」

非常識

「1人術師団とかか?」

「ノータイムでその返しは酷い」


「ともかく何もないってのはより恐ろしいもんだ。警戒を厳に頼む。」

了解した

「一時的にドローン増やすか?」

マルチロールヘリのfkシリーズも出すか

「そんなのおりましたね」

つかヘリでいいじゃん

「どした?」

いや護衛任務の時に随伴警戒何にやらせるかと思ってたけどへりならホバリングでも違和感ないし色々積めるし

「まあ騎士団と護衛隊も居るんだしそう張り切らなくても」

ぶー

「作りたいだけじゃねぇか」

まあそう

「でもまぁ警戒の目は多いに越したことはないぞ?」

バンさん流石わかってるぅ

「護衛始まれば時間もあるだろうし警戒管制用にサーバーでも組もうかな」

もういっそCIC作ろうぜ

「ありだなたっぷりモニター並べてあえてアナログチックなレーダー画面とか出しといたりして」

「ほんと楽しそうだよなお前ら」


んなぁ?

「どした?」

森が扇型に消し飛んで結晶化しとる

「うわぁ」

タゲか?

「とりあえずウォルさんとこに報告あげとくか。バンさんも一緒に来てくれる?」

「はいよ」


「これどう考えてもブレス的な攻撃によってクリスタルみたいなのに変化したってことですよね」

「この攻撃範囲から見るに間違いないだろう。他に何か情報はあるか?」

「はい。位置はここよりさらに先の東北東170キロほどです」

「まだかなりありそうだな。うちと迅爆で先行して調査拠点を設営する。学者先生にもこちらに、湖城と森精は日没までに営地に到着するよう無理なく進行してもらう事にする。アル各方面に通達を」

「はいよ」

「それからケイ前回にやっていた飛行型ゴーレムによる先行偵察はできるか?」

「すぐにでも」

「それでその痕跡周辺の警戒と近場で営地にできそうな場所を探してくれ。」

「それは多分もうカイがやってますね。」

「それから攻撃能力があるのであればクリスタルの一部を破壊して状況を確認してくれ。」

「了解です。」

「縄張りや住処付近であれば姿を拝める筈だ」



「カイっスクランブルだ結晶跡地に威力偵察を実行せよ」

おっしゃぁ今日はF2にしよっと

「わあ酷い。東北東170キロ地点ね」

秒で着くぜ

「転移させたろうか?」

やめて

「はぁ」


「おうウォルから了解でたぞ」

「んじゃうちらも飛びますか」

そういやそのブラッドワイバーン飛べるっけ

「ヴェル行けそう?」

「もちろんこのポンでも竜車くらい引けるよ」

なんかこいつに当たり強いよな

「まあいいやテイクオフ」

「任せなよ」


久々にこれで飛んだ気がする

「うんいい空だ」

「やっぱり空はいいよねぇ」

無理せず飛んであと3時間ってとこかな

「任せて1時間でつかせる」

無茶させんなよ

「クゥーーン」

「ドラゴンが怒られた芝犬みたいになってるよ」

てかウォルさんとこのも飛べたんか

「あいつのとこの馬はペガサス種だから竜ほど早くないが空も飛べるぞ?陸地は竜より早いし優秀な奴だな。」

すっげえ

「魔法でホログラフィックな羽が生えとる」

「ブラッドワイバーンを車に使う方がすげぇと思うけどな。しかも完全に躾けられてやがる」

まあそれはヴェルの教育?の賜物

「かわいそうに」

今晩はちょっといい海鮮の肉でも喰らわしたるか

「いいね海鮮。久々に空母赤城だすか」

今日はエビの気分だな

「んじゃあのデカサソリもどきだな」

ヅケ丼とかもいいな

「あーそういうの仕込んでないな」

よっしゃ仕込んどこーっと

「お前は大人しく威力偵察しとけF2は到着するだろ」

へーい

「バンさんなんか苦手な食べもんある?」

「いや特にないな。よろしく頼む」

「かしこまりっ」


あーあったあった

「あの映像から変わった様子はないようだな」

攻撃指示もあったよね

「そうだな。どんなもんなんだ?」

まあ見ててよマーベリック1と4発射!

いったん高度稼ぎつつ回ってきて様子見っと

「確かになんかでたな」

ファイヤランスちょっと爆発付きぐらいの威力はあったと思う

「そりゃ便利だな」

ガラスみたいに砕け散ったな元々木だったような感じの結晶体も完全に砕け散ったし溶けたような跡とか連鎖的な爆発とかも起こってない

「全く反応性なさそうな感じ?」

うん

「営地に関してはなんか良さげなところありそ?」

少し丘になってて開けたところがあって反対は崖になってるけどこことかどうかな

「よしそこを目標にする。」

ところで後続隊にはどう知らせるの?

「ああそれなら奴らだって方向はわかってる筈だからあとは大体近くまで来たタイミングでこの導きの星って魔道具を打ち上げる。そうすると奴等に持たせてある対の魔道具が方向を指し示すようになるんだ」

「なるほど信号弾みたいなもんか。よしカイ...やれ」

へいお待ち12ゲージ仕様導きの星榴弾一つ

「よしまあ持っといて損ないだろ」

フレアガン筐体もあるよ

「仕事はええな」

「おまいさんらもっと凄い通信魔道具あるだろ?」

まあそうなんだけど浪漫というか

「それにホイっとこれコピーで」

かしこまり《複製創造》

「んじゃみんなこれだけは常に持っててね」

「何でしょう?これ」

「ポコちゃんよりふとい?」

バンさんもとりあえず

「おう。それで何だこれ?」

簡単に言えば救難信号とか

「メッセージ打つより早いし他のパーティーメンバーにも伝わりやすいからね。あとスマホも鳴るようにリンクしといた」

とりあえず赤は救難信号として他なんか用意する?

「砲撃支援要請とかも作る?」

それじゃあ黄色とかでビーコン機能つけてそれ自体がロックオンのポイントになるようにするか

「お任せあれ」

あとはだいぶ前に作ったネタの改造だけど付与効果弾とかで回復支援要請の緑とか防御支援要請の青とかも一応?

「あったなそんなの」

「ほんとポンポンと作り上げるよなぁ」

まあ作ったもので戦うのが僕なもんで道具がなきゃ一般人以下なんすよ

「ちょっとぐらい攻撃魔法も練習したらすぐにとんでもねぇ威力出そうなもんだけどなあ」

そこそこケイに習ってはいるんだけどどーも効率が悪いというかしょぼいというか

「そうなのか?」

例えばこの《ストーンバレット》っとか一発で大体このバレットM82もどきの弾200発ちょっとは作れるんだよね

「また極端な適性の偏りだな」

「そうなんだよねカイの物質を生成する魔法とか加工する魔法は効率がおかしい。調べたところの話だけど鉄を一塊出すだけでもぶっ倒れる人もいるくらいなんだよね」

ほえー

「もうちょっと関心持とうよ」

ケイにおかしいとか言われたくないし

「ごめんて」



「まあそう揉めてないでそろそろ着くんじゃないか?」

もう?

「と言っても何だかんだ2時間は経ってるしヴェルがインフェちゃんしばいてるし」

おおぅ

「ヴェルちょっと速度落としてもらってー」

「はいよー」

あれのこと?

「そうそこ」

「確かに良さそうなところだ。後ろを警戒しなくていいのは助かる。竜車は崖に向けて留めておけよ」

脱出用?

「そうだな。最悪他の2パーティーも乗せて飛ぶ」

わおそんなに乗せて大丈夫なんです?

「まあ速度は出ないし長くは飛べないけどとりあえず逃げる分くらいは飛ばせるよ」

あっ、はい

「どうしてもまずったらおまちかねの全力ちゅどんで」

おそろしや

「ともかく俺らは警戒用の魔道具置いたら学者先生方連れて例のところ見てくるから営地の設営と周囲の警戒頼んだぞ。カイは現場見に行くか?迅爆の誰か1人同行してくれると営地との連絡が早くて助かるんだが」

うーん

「行ってこいよ。僕もやられたんだからさ」

うわひっどいけど気になるし行くかな





 






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