表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

結婚と恋愛は別だという話

恋愛の先に結婚があるとは限らない。

それに恋愛と結婚は別だ。


そんな考えを持っていたし、

結婚は絶対にしないと思っていたが、

恋愛は別だった。


ただ、私は付き合ってすぐ「別れ」を意識する。


「捨てられたくない」という意識が働くからだろう。

好きな人と一緒にいて幸せなはずなのに、

常につきまとう「別れのとき」。


散々大人の恋愛を見てきたから

ハッピーよりもシビアなことの多さを知ってしまったからだと思う。


だから必ず、私から別れを切り出した。

嫌いになったとか、そういう理由ではない。

好きだから好きなままでいたいから、別れたいという

なんともよくわからない理屈だった。


幼少期の体験のなかで考え続けのは

「永遠」というものは存在しないということだ。


そんな私が結婚を決めたのは、

「ずっと一緒にいたいし、そのための努力もする」と思ったからだ。

でもその努力は、結婚して三年目に破綻間際までなってしまったけれど。


この当時夫氏から言われた言葉で忘れられない言葉がある」

「誰だってできる仕事でしょ、なんであんたがやらなきゃいけないわけ?」

たしか県外への出張の話をしたときだったと思う。


仕事と家庭の両立は生半可な努力ではできない。

常に余裕がない状態だし、帰宅してくつろぐ夫氏を憎いと思ったこともある。

そんな自分に嫌気が差した。そんなときだった、夫氏の転勤が決まったのは、


私は喜んで退職した。

安定と引換に、濃縮された職場の人間関係のなかで抱き続けた閉塞感。

それに、女なんだし結婚して子供を産むのが当たり前、

子育ても女任せ。でも仕事はちゃんとしてねという考えが

本当に、心の底から嫌だったからだった。

それに夫氏に、私に放った言葉の責任を取ってほしかったからだ。


専業主婦になったのと他県での暮らしが同時だったこともあり

まあ、時間があまることあまること。

そこで見つけた電子書籍、

もともと本を読むのが好きだった私は、

家事を終えたあとの一人の時間を

本を読むことで消費するようになった。


それが書き手に回るまで、一年かかっていないと思う。

書く側になって、感情を整えることができたし、

物事を俯瞰して見ることができるようになった。


それが実母との確執に繋がるとは、このときの私は思いもしなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ