4-11 魔王城2
「そこで止まれ!」
「第3軍将軍カトリーヌ、なぜここに? そうか、魔王側に付いたのか。」
「おまえは第4軍将軍ガーウルフ。 魔王城に いか用か? 魔王の儀か?」
「いや、俺は魔王ベアトリス様につくことにした。 魔王の儀は棄権する。」
「そうか。 これで第3、第4、第7軍将軍はベアトリス陣営だな。」
「シャーロットもか。 ああ、あと第5、第6軍将軍は、襲われたので返り討ちにした。」
「襲われた? そうか。 魔王の儀はもう始まっているのだったな。」
「すると残りは第1、第2軍将軍、ゴーガ と グルガー だけか。 2人とも味方だと心強いが、敵になると考えると恐ろしいな。」
「戦わずに済めばよいが・・・おそらくそうはいかないだろうな。」
「シャーロット、案内してやれ。 ガーウルフはこちらについた。」
「はい、お姉さま。 ガーウルフ将軍、こっちだ。」
「ニャー(いらっしゃいませ)」
「あ? ああ。(誰だ?)」
「ニャー(私はこのたび魔王様になりましたベアトリスお嬢様の執事のアルフレッドと申します)」
「だれじゃ?」
「ニャー(お嬢様、こちらは魔王陣営に付くのを希望しております第4軍将軍のガーウルフ様です)」
「われはベアトリスじゃ。 あたらしい まおう じゃ。 みかたなら かんげいじゃ。 おぬしは なにができる?」
「はい、私はウルフタイプのヴァンパイヤです。 血を飲めばしばらくステータスを3倍にすることができます。」
「ちがうのじゃ。 フリスビーとか、チンチンあるきとか、たまのりとか「ニャー(お嬢様、それ以上はいけません)」
「???」
「ニャー(お嬢様、軍を預かる将軍にサーカス芸を求めてはいけません)」
「だって、かおがわんちゃんなのじゃ。 わんちゃんとあそびたくなったのじゃ。」
「ニャー(では不肖 私が、猫ちゃん遊びにご協力いたします。 モフモフなでなで されますか?)」
「アルはアルじゃ。 ねこちゃんとはちがうのじゃ。」
アルのセクハラは失敗した。 ていうか、するな。
なんだ? こいつら? 甘すぎるぞ?
隙だらけだな。 いつでも殺せる。
ではここで ゴーガ と グルガー を待つとするか。
誰が勝つのか、見定めてから、方針を決めるとしよう。




