表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/167

4-2  魔の森3


朝ご飯のあと、アルが魔王城の近くの森まで馬車ごと瞬間移動した。


お城を見るのも久しぶりだ。


でもちょっと待って、もう旅行は終わり?


もっと遊びたかったのに。


そうだ、魔王になってから遊びに行こうっと。


アルがお城を透視して、敵ばかりだと言った。


そしてメテオで壊していいと言った。


いいの? ホントに? 後で文句を言っても知らないよ?


私が ”メテオ”、アルは ”猫座流星群” を唱えた。


大きな星や小さな星が降り注ぎ。お城がドッカンドッカン壊れていく。


めっちゃ楽しい♪


ねえ、もう1回やっていい? やっていい? やた♪  メテオ!


お城は木っ端微塵になった。


ああ、おもしろかった。


お城の中のシールドを張れた人たちが、こちらに気付いて飛んで来た。


さすが大人、空飛べるんだなあ。 すごいなあ。


ん? なにか文句を言っているような。


知らん。 アルがいいって言ったんだから、文句はアルへどうぞ。


そのうちの誰かが魔法を撃ってきたが、現在反射モードになっているので、撃った本人に魔法が返ってダメージを受けていた。


自業自得。 天にツバを吐くものは、自分に返る。


ほかにも何人か魔法を撃ってきた。


みんな自分に返ってダメージを受けている。


どうして見て学習しないの?


おバカなの?


おバカなのね。


しばらく魔力吸収モードにしてどんどん攻撃させた。


頃合を見て、倍の魔力での反射モードにした。


みんな自分の魔法でやられて穴ぼこになっていく。


いい気味だ。 ケケケ


魔法が無理と知るとみんな剣で突撃してきた。


剣はアルにおまかせしておく。


ふむ、ちょっと人数が多いかな。


助太刀するか、爆裂。


びっくりした。 連鎖爆裂が使えるようになっていた。


ちょっとだけのつもりが、爆裂の破片を受けた人も爆裂して、アル以外全員爆裂した。


わざとじゃないのよ?


アルのジト目が痛い。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ