2-14 土の迷宮4
24階層の魔物はデザートウルフだった。
「まかせるがよい!」
いよいよ我の見せ場が来た!
出てきたウルフ出てきたウルフ、片っ端からみんな爆裂してやった。
砂漠のあちらこちらが血の色に染まる。
「かいかんじゃ!」
クランベールもドロシーもあっけにとられている。
個別だと不利と見たのか、砂丘の向こうからウルフが群れで現れた。
「ウォータージェットストリームアタック!」
ドッカーーン!!
ウルフの群れは散り散りになった。
「ウォーターカッター!」
バシュッ! バシュッ!
「ウォーターレーザー!」
ピシュ! ピシュ!
ウルフの群れは全滅した。
「ベアトリス様、スゴイですわ!!」
クランベールが抱きついてきた。
「まあのう! ハッハッ」 ムギュ
「ベアトリス様までこんなに凄いなんて・・・もしやアル様たちは・・・」
「勇者様の仲間なのでは?!」
「そして勇者様の密命を帯びて魔族の動向を探っている。 きっとそう!」
「そんな旅に私たちを同行させてもらえるなんて・・・あ、そうか、偽装!」
「このパーティではどう見ても貴族の子女のレベル上げの旅にしか見えない。」
「敵に油断させるためですね! わかります!」
「でしたら私たちは・・・お手間を煩わせないようにもっと力をつけるべきですね!」
「ですのでここからは、私もお嬢様も戦闘に参加させていただきます!」
ん? ドロシーが何やら言っていたが、最後だけ聞こえたぞ?
どうやらドロシーもクランベールも戦闘に参加する気らしい。
我の楽しみを奪う気か?
いやいや待て待て、この先また気持ち悪いモンスターがでるやもしれん。
そのときには押し付けて、それ以外はこっちでやろう。 そうしよう。
ケケケ




