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「“跡取り”のはずが、ただの使用人だった」  作者: 株で得た利益を競馬でとかす人


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存在感

今日も読んで頂きありがとうございます。

会社で少しずつ存在感を出し始めた俺。


一級建築士。


一級施工管理技士。


資格も揃い、知識もついてきた。


そしてついに——


たぬきの発言を、少しずつ抑えられるようになってきた。


今までは、たぬきが全部決めていた。


自分の経験だけで、古いやり方を押し付ける。


だが今は違う。


建築に関しては——俺の方がエキスパートだ。


たぬきが昔ながらの施工方法を語り始める。


そこで俺は言う。


「え、まだそんな施工してるんですか?」


……この瞬間が、最高に気持ちいい。


昔は怒鳴られて終わりだった。


でも今は違う。


ちゃんと、理論で返せる。


そして俺は続ける。


「今はこうした方が効率いいですよ」


「強度も取れますし」


「職人さんもやりやすいです」


たぬきは少し不満そうな顔をする。


だが——最終的には俺の言う通りにするようになってきた。


理由は簡単だ。


職人たちも、もう古いやり方についてこなくなっているのだ。


そして、たぬきにはもう一つ大好きなものがある。


アルミ集め。


現場で出たアルミを集めて売りに行く。


それがお小遣いになるらしい。


だが、それは“社長だった時まで”の話だ。


今、社長は俺。


つまり——管理するのも俺。


するとたぬきは、そこら中で言いふらす。


「俺の金くすねてるんだぜ!」


だが周りの反応は違った。


「会長、せこいっすね……」


……完全に、自分のせこさを宣伝しているだけだった。


俺は、そういう細かい金もちゃんと会社に回すようにした。


無駄を減らす。


経費を見直す。


少しずつ赤字を減らしていく。


地味な作業だ。


でも、確実に会社は変わり始めていた。


そして俺は思う。


そう——


俺は今、会社を良い方向に持っていっているのだ。

婿養子の逆襲!少しずつ始まりますよ。

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