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第4章 来訪

明らかにネタがなくなって、主人公のテンションが下がっているように見えますが、そこはまぁご愛嬌ということでどうか。

一話二話はノリで書いてますし…。

次の日、そんなわけで俺は今謎研究研究部にいる。

「とは言っても相談者もこないだろうし、見学とかって言っても何もないだろうけどね。」

なんて森本先輩は言っている。


…が、これは絶対くる。そういうフラグだ。ラノベを読み尽くしている俺にはわかる。絶対くる。



…その日はトランプをしたり雑談したりしてすごした。森本先輩は勉強していた。


あれ、おっかしいな。くると思ったんだけど。


その次の日も俺は律儀に謎研究研究会にいる。特に理由もないし入部したわけでもないが、まぁなんとなく、というか馴染が連れて行こうとするのでしょうがなくというか。


今日も昨日と同じようにダラダラとすごす。摂津先輩がまだきていないので静かなもんだ。


「今日も誰もこないかなー。」

なんて森本先輩が言っている。俺は気になったので聞いてみる。

「そもそも相談者ってどのくらいの頻度でくるもんなんですか?」

森本先輩は少し間をおいて答えた。

「えーっとー、一ヶ月に1人くらい?」

絶望的じゃないか。よくそんなんで見学でもどうかとか言ったもんだな。

「まぁだから自分達でも活動はするんだけどね。」

いや、いましてないじゃん。問題集の問題を解くことが謎の解明とかいうのだったら、こんな部活即刻廃部にされるべきだ…あ、部活に認められてないのか。

まぁいい、そんな頻度でしかこないのに、3日しかいない俺が出くわすわけがない。一ヶ月も待つのはめんどくさいし、今日で終わりにして明日から普通に帰るか。


なんて思ってたら、


コンコンっとノックの音。

いや、くんのかよ。


「おっくれてごめんねー!」

あんたかよ。摂津先輩が言葉とは内容と異なる元気良さでドアを開けた。なんでノックしたんだよ。


「なんでノックしたんですか。」

思ったことを口に出す系男子になりかけている俺が聞いた。


「いやまぁなんとなく。お客さんいたから。」

なんとなくってなんだよ。なんとなくで行動するなんてまっ…お客さんってなんだよ。ちょっとお客さんってなんだよ。


「斗真ー。相談者さんきたよー。」

きちゃったよ。相談者きちゃったよ。びっくりだよ。人生決めたこと通りにはいかないものだよ。

予習のノート忘れた時に限って先生にあてられて答えれずに怒られるだよな。あの人達なんなの超能力もってんの?


「私のクラスメイトの野村蘭ちゃんなのだー」

「よ、よろしくお願いします。」

『よろしくお願いします。』

森本先輩と馴染、俺の声が重なる。

森本先輩は自己紹介をし、簡単に話をしてから本題にうつる。


「で、野村さんはなんでここにきたのかな?」

「彼氏と連絡がとれなくなって、学校にも全然きてないみたいで。携帯にかけてもでないんで、家に行って見たんですけど、留守みたいで…。」

あ、ここってそういう相談も聞くんだ。完全になんでも屋っていうか謎がどうのこうのじゃなくなってんじゃん。


「なるほど。えっと、じゃあその人の名前は?」森本先輩が尋ねる。え、本当にやるんですか。警察とかに届けた方が…。


「高橋信也です。」


ここの部員かよ。いや、ここの部員かよ。なんか二回言っちゃったよ。大事なことでもないのに二回言っちゃったよ。なんだよ。本当にここが謎解明される側になっちゃったよ。


「高橋って彼女いたんだ。」

いや森本さんよ、そこじゃねぇだろ。

「本当意外だわ」

いや摂津さんよあんたもだ。


大丈夫なんですかねこの部、っていうか研究会…。


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