第五章:日常への帰還、そして見えざる影
そして見えざる影 雛の可愛い相棒、ゴスロリ付喪神のロレッタ登場! 一方、大和には見えざる影が迫ります。
すったもんだの末にファミレスを出た大和と雛は、夕暮れ時の道を並んで歩いていた。
「それじゃ。バッグはお店の人が必ず弁償してくれるって言ってたし、連絡が来たらまたあの店にいけばいいよ」
「ありがとう、いろいろ面倒かけちゃって」
「いいよ、それじゃ、また」
手を振って去っていく大和の背中を、雛は静かに見送った。 くるりと背を向けた大和の首の後ろには、不気味にうごめく『怪しい紋様』が浮かび上がっていた。そして、その後ろをピタリと尾行するように、人型の黒い陽炎が這うように続いている。
雛は周囲を見回すと、さっと路地の物陰に走り込んだ。 カバンから取り出したのは、手のひらサイズの小さなアンティーク調の人形。それをそっと地面に置く。
「ロレッタ。私の可愛い、ロレッタ」
すると、ただの作り物だったはずの人形がパチリと瞬きをして動き出し、愛くるしくあくびをすると、雛の方を見上げた。妖怪付喪神 ロレッタだ。
「なあに、雛」
小さな口から紡がれる、鈴を転がしたような愛らしい声。
「私の可愛いロレッタ、私のお願いを聞いて。あの男の子、稲田大和を死神からまもって」
「はい、雛」
こくりと頷き、すぐさま大和の元へ駆け出そうとするロレッタを、雛は慌てて引き止めた。
「まって」
立ち止まって振り返るロレッタ。
「あなたの姿を絶対、大和には見られないようにして」
「わかったわ、雛」
「私の可愛いロレッタ。お願いね」
雛の言葉に、ロレッタの小さな体がふっと空気に溶けて消え去った。
同じ頃。すっかり夜の闇に包まれた、とある神社の赤い鳥居の前。 大和は神社の鳥居の前でお辞儀を2回すると小さく手を2回叩いてまたお辞儀をした。 チリン……と、お守りの鈴の音が夜風に小さく鳴る。その音を、神社の鳥居を抜けた『狐巫女』が物陰から見ていたことに大和は気づいていない。狐巫女からは、去っていく大和の背中を追っていく黒い陽炎のような人影が見えている。大和が去ると、狐巫女も闇に溶けるように静かに消えていった。
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【作者よりお知らせ】 ※本作は実写映画の映像・脚本をベースに、AIを利用して文章の生成・調整を行っております(元の映像・脚本にAIは不使用です)。 ※「小説家になろう」「カクヨム」「エブリスタ」等で同作品の重複投稿を行っております。




