第36話 準備完了?
書き終わったら説明回みたいになってました。
生暖かい目で見てください。
感想お待ちしてます。
「いやー、それにしてもテツヤがSランクになっているとはなあ」
「俺こそレウスがSランクになってるなんて思ってなかったからビビったぜ」
「俺も努力したからなぁ。お前と別れた後、別の街で2回も大氾濫に巻き込まれたんだぜ?」
「俺は海の上で龍種と戦ってたんだぞ?しかも取り巻きの亜竜種も大量にいたしな」
「俺のところは別れてから2回目の大氾濫で地竜が出て大変だったんだぞ」
「まあ、何にしてもだ」
「お互い無事でよかったな」
「だな」
俺たちは久しぶりの思わぬ再会で少々はしゃぎすぎてしまった。
その話をしている中でレウスが闘技大会に出ると聞いた俺は闘技大会の特殊参加権を喜んで受け取った。闘技大会は今から3日後らしいからその間に調節を済ませておきたい。
「では本日の謁見はこれにて終了だ。テツヤ殿、また3日後に」
「分かった。3日後にコロシアムで」
俺は国王と王妃、宰相にレウスの4人に別れを告げて城から出ていった。本当ならこの後にパーティーがあったのだが、今回の謁見で色々とあったので俺は出席を拒否させてもらった。
「じゃあ宿に戻るか。2人とも黙ってて偉かったな。レウスと話したかったか?」
「「別にあんなおじさんと話さなくてもよかったよ?」」
「そうか、ならよかった。今日は帰って休んだら明日から闘技大会にむけて調整をするぞ」
「「はーい」」
「アンチも面倒くさい貴族連中の相手を撒く時頼むぞ」
「了解しました」
俺たちはこうして宿への帰路に着いた。ちなみに、城を出る前にまた勇者(笑)が俺に突っかかってきたが俺に蹴り飛ばされて壁に穴が一つ増えた事は言うまでもないだろう。
3日後
俺たちは完全装備で宿を出た。闘技大会はこの大陸にある大小様々な国家から参加者がやってくる。特に、四大国からの参加者は多い。
西の大国、ロマリア王国。
東の大国、カサオネ商国。
南の大国、ゴードス聖国。
北の大国、アメシア帝国。
豊かな土地と1年中温暖な気候が続くここロマリア王国はこうして毎年、闘技大会を開催している。この国には仲の悪いアメシア帝国からの参加者も来る。
東の大国であるカサオネ商国は商人が集まって作った都市が大きくなり国となった涼しい気候が続く国で、南の大国のゴードス聖国はこの世界の主神たちを信仰する信者たちの国で1年中暑い気候が続く。
北のアメシア帝国は痩せた土地に寒冷な気候が続く国だ。領土は四大国の中でも一番多く、食料が豊富なロマリア王国によく戦争をふっかけている。
まあ、そんな様々な気候の国から参加者が来るものだから戦闘スタイルも違う奴らが多いだろう。だからこそ楽しみだ。
本来なら闘技大会では予選が2回行われる。ブロック毎に行われるバトルロイヤルとそれを勝ち残った者たちがその後に行う予選トーナメントだ。
このトーナメントはA〜Hまであり、上位4名が決勝トーナメントへ進出できる。ちなみに俺は特殊参加権があるので決勝トーナメントからの参加だ。
また、今説明した個人戦以外にも四大国総力戦とチーム戦がそれぞれある。
四大国総力戦は初日に行われる試合で、東西南北に別れてそれぞれが所属する国家について四つ巴で争う乱戦だ。俺はこれには参加しない。しても良かったのだが、レウスから止められた。
なんでも「俺の活躍を見とけよ!」だそうだ。そこまで言うなら見ててやろう。
競技の順番としては
四大国総力戦→個人予選バトルロイヤル→個人予選トーナメント→1日目終了
チーム戦予選トーナメント→チーム戦決勝トーナメント→2日目終了
個人戦決勝トーナメント→チーム戦決勝→個人戦決勝→3日目終了
となっている。
そんなことをしているうちに会場に着いた。俺は受付にギルドカードとラグドーン王からもらった書状を出して貴族用の観覧席に行く。
豪華な扉を開けると様々な視線が俺たちを貫く。俺たちは貴族ではないので本来はこの席には座れない。だが、Sランク冒険者だからこそ座れるのだ。
「ん?」
俺たちに向けられる視線に何か違和感があるものを一つ感じたがそれが誰だったのか分からなかった。まあ、そこまできにする必要はないだろう。
俺は今日は1日ここで試合を見るだけだ。ま、俺以外の奴らは試合をするんだけどな。今回の闘技大会には俺の従魔たちも参加する。そのため従魔たちも完全装備だ。
その装備を揃えたりしたのでまた錬金術のレベルが上がったのはいいことだろう。参加する種目は
個人戦→テツヤ タニグチ、レイ、ゼロ、ヴィア
チーム戦→テツヤ タニグチandアンチandシロandハクandグレイ
アインandツヴァイandドライandヴィアandクリア
四大国総力戦→俺以外
さっきすれ違ったレウスに俺以外の奴らは総力戦に出るからなって言ったら完全にフリーズしてたな。
まあ、俺が総力戦に出ないという約束は守っているし良いよな?このメンバーの中で活躍してみろよ、レウス?
そして今現在の俺たちのステータスと装備はこうなっている。
名前 テツヤ タニグチ
種族 人間
性別 男
年齢 17
職業 【修羅】/【錬金術師】/【舞踏者】
レベル152
装備
主武器:【第七妖刀 怠惰】【第五妖刀 強欲】【第四妖刀 暴食】
副武器:【ダマスカスダガー×64】【ククリマチェット×4】【コンバットナイフ×2】
頭装備:【海龍の牙】
胴装備:【魔導服 上】【血塗れの死神】
腕装備:【鉄鎖手袋】
足装備:【魔導服 下】【鳥王の革長靴】
スキル
モンスターテイムLv9
刀術Lv9
闇魔法Lv8
雷魔法Lv8
氷魔法Lv8
錬金術Lv8
身体強化Lv5
魔力強化Lv5
魔力操作Lv5
空間機動Lv6
視覚強化Lv5
聴覚強化Lv5
嗅覚強化Lv5
特殊スキル
SPシステム:残1470pt
全言語理解
アイテムボックス∞
モンスターハウス
神魔眼
【鑑定眼、威圧眼、予知眼、呪眼】
死霊魔法
身体変幻
称号
世界神の加護+
怠惰を従えし者
強欲を従えし者
暴食を従えし者
魔人殺し
死せる道化
街の英雄
下剋上を為した者
アンデットマスター
竜殺し
龍殺し
神力を得た者
名前 シロ
種族 人間
性別 男
年齢 9
職業 【双剣士】
レベル 94
装備
主武器:【鬼帝之劔】【海龍牙剣】
副武器:【魔法糸】
頭装備:【白蜘蛛のフード】【隷属の首輪】
胴装備:【白蜘蛛のコート】【海逆鱗の胸当て】【魔導服 上】
腕装備:【白蛇鱗の手甲】【ブーストリング 絶】
足装備:【白蛇鱗の脛当て】【白重石のブーツ】【魔導服 下】
スキル
双剣術Lv6
痛覚麻痺Lv4
俊脚Lv3
魔力操作Lv3
特殊スキル
無属性魔法
信頼共鳴
称号
忌み子
無限の可能性を秘めし者
英雄の従者
チルドレンファイター
名前 シロ
種族 人間
性別 女
年齢 9
職業 【双剣士】
レベル94
装備
主武器:【鬼帝之劔】【海龍牙剣】
副武器:【魔法糸】
頭装備:【白蜘蛛のフード】【隷属の首輪】
胴装備:【白蜘蛛のコート】【海逆鱗の胸当て】【魔導服 上】
腕装備:【白蛇鱗の手甲】【ブーストリング 絶】
足装備:【白蛇鱗の脛当て】【白重石のブーツ】【魔導服 下】
スキル
双剣術Lv6
痛覚麻痺Lv4
俊脚Lv3
魔力操作Lv3
特殊スキル
無属性魔法
信頼共鳴
称号
忌み子
無限の可能性を秘めし者
英雄の従者
チルドレンファイター
名前 アンチ〔略称〕
種族 自動人形/ホムンクルス
性別 女?
年齢 3ヶ月
職業 機械術師
レベル100〔固定〕
装備
主武器:【海龍核の魔導仕込み杖】
副武器:無し
頭装備:【海龍の牙】【魔女の帽子】
胴装備:【星狼の遠吠え】【魔導服 上】
腕装備:【呪いの誓い】
足装備:【魔導服 下】【紺色のスカート】【ウルフブーツ】
スキル
大鎚術Lv6
火魔法Lv5
水魔法Lv5
風魔法Lv5
土魔法Lv5
氷魔法Lv5
雷魔法Lv5
光魔法Lv5
闇魔法Lv5
特殊スキル
反魔結界Lv6
反物結界Lv3
称号
造られた者
忠誠を誓いし者
魔導者
名前 レイ
種族 下級死骸人
性別 男
年齢 ?
職業 【槍魔導士】
レベル40
装備
主武器:【呪術の槍杖】
副武器:【麻痺の短剣】
頭装備:【伊達メガネ】
胴装備:【魔導服 上】【悪魔の外衣】
腕装備:【毒鼠の牙】
足装備:【魔導服 下】【オーガブーツ】
スキル
槍術Lv5
火魔法Lv4
水魔法Lv4
魔力操作Lv4
魔力強化Lv2
特殊スキル
死霊魔法
称号
テツヤの従魔
死骸人
名前 ゼロ
種族 下級死骸人
性別 女
年齢 ?
職業 【槍魔導士】
レベル40
装備
主武器:【呪術の槍杖】
副武器:【麻痺の短剣】
頭装備:【伊達メガネ】
胴装備:【魔導服 上】【悪魔の外衣】
腕装備:【毒鼠の牙】
足装備:【魔導服 下】【オーガブーツ】
スキル
槍術Lv5
風魔法Lv4
土魔法Lv4
魔力操作Lv4
魔力強化Lv2
特殊スキル
死霊魔法
称号
テツヤの従魔
死骸人
名前 ヴィア
種族 黒夜騎士
性別 ?
年齢 ?
職業 【呪血戦士】
レベル72
装備
主武器:【黒鋼の長剣×2】【黒鋼の槍×2】【黒鋼の両刃斧×2】【黒鋼の大盾×2】【黒鋼の長爪×2】【黒鋼の杖×2】
副武器:無し
頭装備:【自律思考魔導兵装 1型】
胴装備:【自律思考魔導兵装 1型】
腕装備:【自律思考魔導兵装 1型】
足装備:【自律思考魔導兵装 1型】
スキル
長剣術Lv4
槍術Lv4
斧術Lv4
盾術Lv4
爪術Lv4
杖術Lv4
闇魔法Lv3
雷魔法Lv3
身体強化Lv5
魔力強化Lv3
特殊スキル
憑依
多重意識
多腕戦闘【6対12本】
称号
テツヤの従魔
黒夜騎士
特殊魔物
名前 アイン
種族 下級吸血鬼
性別 女
年齢 ?
職業 【呪術師】
レベル 57
装備
主武器:【怨念の魔導ナイフ】
副武器:無し
頭装備:【耐聖のカチューシャ】
胴装備:【悪魔の貴族服】
腕装備:【白糸のグローブ】
足装備:【悪魔の貴族服】【森熊の革靴】
スキル
呪術Lv6
短剣術Lv5
闇魔法Lv5
身体強化Lv2
魔力強化Lv3
魔力操作Lv3
特殊スキル
吸血
月夜強化
称号
テツヤの従魔
吸血鬼
名前 ツヴァイ
種族 下級吸血鬼
性別 男
年齢 ?
職業 【呪術師】
レベル 56
装備
主武器:【怨念の魔導ナイフ】
副武器:無し
頭装備:【耐聖のヘアピン】
胴装備:【悪魔の貴族服】
腕装備:【白糸のグローブ】
足装備:【悪魔の貴族服】【森熊の革靴】
スキル
呪術Lv6
短剣術Lv5
闇魔法Lv5
身体強化Lv2
魔力強化Lv3
魔力操作Lv3
特殊スキル
吸血
月夜強化
称号
テツヤの従魔
吸血鬼
名前 ドライ
種族 下級吸血鬼
性別 女
年齢 ?
職業 【呪術師】
レベル 43
装備
主武器:【怨念の魔導ナイフ】
副武器:無し
頭装備:【耐聖のカチューシャ】
胴装備:【悪魔の貴族服】
腕装備:【白糸のグローブ】
足装備:【悪魔の貴族服】【森熊の革靴】
スキル
呪術Lv6
短剣術Lv5
闇魔法Lv5
身体強化Lv2
魔力強化Lv3
魔力操作Lv3
特殊スキル
吸血
月夜強化
称号
テツヤの従魔
吸血鬼
頑張ったと思う。これだけの装備を錬金術だけで作るのは無理だからグレイに乗ってビートまで全力で走ってデンガに装備を作ってもらってそれを錬金術で強化する、という荒技をやった。
2度とやらない。絶対に。
まあ、こんだけ頑張ったんだしそれに見合う相手がいればいいけどな。
まあ、何にせよあと少しで開会式だ。




