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第13話 準備と確認

なんか、内容薄くてすみません。もっともっと濃いのを書きたいんですけど上手くいかないものですね。


それでは第2章、スタートです!

「戦力が足りない」


「どうしたの突然?」


「今度起こるらしい大氾濫には俺たちだけじゃ戦力不足だろって話」


『唐突ですな』


「まあ、レベルは上がったけどな。やっぱり群れには軍で対応しないと」


俺がニヤリと笑って言うと


「うわぁ、悪役みたいな顔してるね」


『モンスターが可哀想ですな』


うるせぇ。俺たちはモンスターをテイムするためにちょうどいい場所を調べた。結局、場所とテイムするモンスターは決まったのだが


「ご主人、これ本当にテイムするの⁉︎」


「する。雑兵としては有用だろう?」


「ボクは遠慮したいかなぁなんて」


顔を引きつらせている人型の怠惰ベルフェゴールに俺はにっこりと微笑んで一言。


「許されると思って言ってる?」


「ごめんなさいっ!」


怠惰ベルフェゴールはこの間のやり過ぎを罰するために俺がごうも…ゲフンゲフン。折檻をした後から大分大人しくなった。やっぱり上下関係は大切だな。


「よし、さっさとテイムするぞー!」


「うぅ、嫌だよぉ、触りたくないよお」


怠惰ベルフェゴールとグレイで動きを止めて地面に押し倒せ。わかったな?」


『了解しました、主よ』


「わかったよお、やればいいんでしょやれば……」


人型の怠惰ベルフェゴールとグレがそいつにかかった。怠惰ベルフェゴールが足を払って、グレイが上から押さえつける。俺は暴れるそいつの顔を鷲掴みにして、テイムした。テイムは一回で成功する。


「よし、まずは一体目だ。次行くぞ」


「……やりたくない。動きたくない………」


怠惰ベルフェゴールが怠惰の悪魔らしいことを言っているが俺は怠惰ベルフェゴールに顔を向けてにっこりと微笑む。


「…爪の間」


「しっかりやりますご主人!」


「わかればいいんだ。分かれば」


「ボク、とんでもない人と契約しちゃったなぁ」


肩を落とす怠惰ベルフェゴールを横目で見ながら俺たちはテイムを黙々と続けた。


「よし、今日はこれくらいでやめとくぞ」


「や、やっと終わったぁ……」


『流石に疲れましたな……』


「よしよし、よく頑張ったなグレイ」


「ボクは⁉︎」


「死ね」


「酷い⁉︎」


俺は太陽が高く昇った空を見上げて歩き出した。歩いている途中に色々と変化したステータスを確認していく。デュオルと話をした後に確認したら色々とヤバイものも追加されていた。





名前 テツヤ タニグチ

種族 人間

性別 男

年齢 17歳

職業 妖刀使い New

レベル98


スキル

モンスターテイムLv8

剣術Lv8

闇魔法Lv8

雷魔法Lv6

氷魔法Lv6



特殊スキル

SPスキルポイントシステム:残475pt

全言語理解

アイテムボックス∞

モンスターハウス New

神魔眼 New


称号

世界神の加護+ New

怠惰を従えし者 New

死せる道化 New

田舎の英雄 New

下剋上を為した者 New

アンデットジェネラル New


従魔

グレイLv102

グール×112体(詳細非表示)New

デュラハン×17体(詳細非表示)New






名前 グレイ

種族 マーナガルム New

性別 雄

年齢 3歳

レベル102


スキル

索敵Lv10(MAX)

隠密Lv10(MAX)

超嗅覚Lv10(MAX)New

風魔法Lv7


特殊スキル

月魔法 New

血魔法 New


称号

テツヤの従魔

英雄の友 New

死に従う獣 New

血肉を喰らう獣 New



………本当に色々とヤバイ。称号は自分の行動で決まるらしくて自業自得だけど、明らかに特殊スキルと称号の一部はデュオルの仕業だ。というかそれ以外にないだろう。


ちなみに新しく獲得したやつの効果とかはこんな感じだ。


妖刀使い

新職業。自らが妖刀を使いこなせたと感じたことにより出現。妖刀の使用に補正がかかる。


モンスターハウス

特殊スキル。自らの従魔、もしくは相手から許可をもらった従魔が過ごすための異空間。広さは無制限で空間内は好きなようにカスタマイズできる。


神魔眼

特殊スキル。神の力を込めた魔眼。鑑定、解析、などの基本スキルは勿論、○○の魔眼などの効果も一度直接見たものは最高レベルで使用できる。また、これを防ぐこと、騙すことはできない。


世界神の加護+

世界神デュオルの加護。世界神デュオルの加護の力を強めたもの。基本性能の向上等は前回の1.2倍に上がり、新たに精神異常系の耐性を持つ。


怠惰を従えし者

第七妖刀 怠惰を従えた者に送られる称号。怠惰を使用時に超大幅な補正がかかる。また、“堕落フォーリンダウン”の使用に自由度が増す。


死せる道化

闇魔法を使い多くの命を刈っていった者が死にかけから復活することで得る称号。闇魔法の自由度が上がる。


田舎の英雄

小さな町や村を救ったものに与えられる称号。その地域で戦う際に超大幅な補正がかかる。


下剋上を為した者

レベル差50以上の者に勝つことで得る称号。自らよりレベルが上の者とも戦闘時に大幅な補正がかかり、下の者の場合は自らに従いやすくする。


アンデットジェネラル

アンデット系モンスターを100以上同時に使役していることで得る称号。使役しているアンデットの能力が少し上がる。


マーナガルム

かつて全ての死者の肉を腹に収め、月を捕獲し天と空を血に塗った狼。


超嗅覚

嗅覚上昇の上位スキル。なんであろうと嗅ぎ分ける。


月魔法

月の力を使う魔法。月が出ている間しか使えない。また満月の時は効果が2倍になる。


血魔法

血の力を使う魔法。体の外に出た血のみを基本は使用可能。自らの血は例外として体内にあっても使用可能。


英雄の友

英雄と呼ばれた者の隣に立つ資格があるものに与えられる称号。○○の英雄とついた称号をもつ者とも共闘時に大幅な補正。


死に従う獣

死を乗り越えた者に従うモンスターにつけられる称号。死せる○○という称号をもつ者との共闘時に大幅な補正。


血肉を喰らう獣

敵に多くの死をもたらしたモンスターにつけられる称号。敵が自らを含む味方よりも多い状況ならば大幅な補正。








うん。本当にヤバイのばっかりだ。ちなみにアンデットジェネラルの称号は今日、アンデットをテイムしまくったら追加されていた。嬉しい誤算だ。俺は未だにぶちぶちとうるさい怠惰を放っておいて今日の宿をとった村へと向かうのだった。


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