第90話 仮装偽装の為の考察
主人公は、全能者である事を隠す為の職業とスキルの仮装・偽装について考えています。
全能者である事は隠さないと駄目だ。
では、職業はどれに就けると明かすか。
スキルの才能はどうするか、という問題について、一つ一つ決めている。
正直、職業に就けすぎるとは思うが、隠した為に力不足で、とかを考えるとな。
幸い、職業の素質・才能については、解析鑑定でも分からないから、後でどうとでも出来る、と言うのもあるので、今現在就ける就けないだけ決めておけば良いから楽なんだけど。
それに対し、スキルの才能の高さは、鑑定すれば分かるから、きっちり決めて仮装・偽装しておきたい、と言うかしておかなければならない。
そう考え、決めているのだけど。
次は、新たに就いて極めた事にした戦士。
剣技と体術と挑発は、既に得ているので関係ないが、全部才能普通に設定してある。
槍技は才能普通、槌技は才能普通、斧技は才能低い、盾技は才能高い、生命力回復は才能高い、ぶん回しは才能普通、防御は才能低いで良いか。
才能無しは無い上に、高いが2つもあるけど。
でも、これで剣と盾で戦えるし、体の傷の治りが早いのを誤魔化さなくて済む筈。
神官では、精神異常耐性を既に普通で持っているのと杖技を才能低いで持っている。
後は治療魔法なんだけど、これを才能高いで持っていないと、偽り後だと魔法薬が造れないのか。
賢者・大賢者、聖戦士・聖騎士に素質・才能ありで就ける形なら、才能普通でも良いんだけど。
どっちが目立つかって話だけど、微妙だよな。
【はい。どちらも目立つと言えば目立ちますが、既に付ける職業が多い為、これ以上就ける職業を増やす方が目立つと思われます。
後は、出来れば才能低い・無いと言うスキルを増やしていただきたいですが】
「まあね。
でも、他人が居る状況でのイザと言う時に必要なスキルが使えないのもな。
なら、槌技を才能低いに変更しておくか。で、治療魔法は才能高いに」
【はい】
で、次は大神官で得るスキルで、盾技は戦士職で得て才能高い。
聖魔法が新しく得る力で、これも才能高いにしたいよね。
【LV5で聖魔障壁が使える様になりますから。
ただ、聖の祝福はLV7ですので、賢者又は聖戦士に就けないと、才能高いでも使えませんが】
「その辺は、また必要になったらか。
だけど、やっぱり聖魔法は才能高いだね。
攻撃魔法や長距離攻撃から身を守る力は、必要だろうから。
代わりに盾技を才能普通にするか。
戦士職だけでなく、大神官でも得られるから、レベルアップし易いスキルだし」
【はい】
残ったのは、今日就いて極めた事にしたけど未だ素質を決めていない匠と名匠と忍びと上忍のスキルの才能か。
匠は、魔力操作、生活魔法、薬学、状態異常耐性、体術、鑑定が既に取得しているスキル。
新たに得たのは、鍛冶と格納箱か。
どちらも、才能高いにしたいが。
格納箱はチモが才能普通で持っているから、それを使っている風にすればいいし、才能低いにしておくか。
LV2でも、一辺が4メートルの立方体が格納できる能力だし、名匠も極めた事にするからLV3にはなるし。
鍛冶は、才能高いにすると名匠を極めるとLV10MAXに届くんだけど、それはグレード4すら造れるって事で目立ちそうだ。
なら才能普通にするしかないんだけど、それだと名匠を極めてもLV5止まり。
LV6からグレード2が作れるんだけど、それにはなっておきたいんだよな。
ああ、違う。
忍び系が、匠の上位職になる。
才能普通で匠でLV3、忍びでLV5に。上忍でLV7か。
名匠でLV9になってしまうが……。
【他にも、賢者系も匠の上位職になるので、それなりに鍛冶スキルのレベルが高い者は居ます。
ただ、上忍や大賢者になった者が鍛冶で生活しているパターンはあまり無いので、グレードの高いモノはあまり流通していませんが。
そもそも上忍や大賢者という事で目立つので、有り触れたスキルである鍛冶スキルの才能を普通にする事については、それ程気にされなくても】
「そうなのか。
才能低いだと、匠LV2、忍びLV3、上忍LV4、名匠でLV5か。
グレード2の製品が造れないのか」
【賢者や極忍や魔機工士に就けば、それでもLV6に届きますが】
「まあ、鍛冶スキルは、才能普通で良いか」
そう決断し、次は忍びで得たスキルについてだ。
まだ、仮装・偽装の設定は続くようです。




