第69話 全能者万歳
主人公は、戦闘士でレベル上限になった事で、ユニークスキルの幾つかがレベル上限になりました。
その内の一つである結界魔術。
その支配領域と言った力を使う時の注意点を補佐さんに教わり、また、狩りを再開するようです。
補佐さんから、結界魔術と言うか魔術スキル使用時の注意点を聞いている間に、Fランク以下の魔物しかいない場所に到着したので、また転職の為の作業を開始する事にした。
風矢を16発発生させ、全て別々の魔物にロックオンするように射程と数を調整し、転職と念じて匠に転職し、その直後に風矢を放つ。
GランクとFランクと言った弱い魔物ばかりだからLV5か。
経験値増加がLV10MAXになったとはいえ、街道に近づきすぎたか。
そう思っていると、後ろから突撃してくる猛禽類が。
転職直後の攻撃時に発見され、その後の俺はレベルアップについて確認しているから、隙だらけで突っ立っている様に見えるのか。
感知結界が感知した事により、感知の探索でも感知出来、近づいてきた処を『強く、速く』と強化した風槍で撃ち落とす。
仮装スキルもレベルが6になり安心していたんだけど、攻撃と言うのは目立つ行為だから、感知力の高い奴には見つけられるんだな。
そう思いつつ、掻き消えて行く魔物を見ていると宝箱になる。
おお。
なんか、宝箱が少し豪華になったか。
そう思いつつ、罠解除スキルを使って安全を確認後に宝箱を開ける。
あれ?
魔石がCランクだ。
ん。
グレーターネイルホーク?
2段階進化した、爪で武装した鷹なのね。
敵の強さを読み間違えていたか。
Cランクだと風槍で倒せない事も想定しないと駄目なのに。
危なかった。
そう反省しつつステータスウィンドウを見ると、800万もの職業経験値が入っている。
2級職だから102万3千もあれば、レベル上限になれるって言うのに。
まあ、取得経験値が10倍になる経験値増加スキルのおかげだけどさ。
と言うか、ゴブリンヒーローなんてレベル上限時に戦ったから得られた筈の職業経験値を100%無駄にしたんだから、まだマシか。
まあ、今日中に4級職にまでなりたい俺からすると、転職直後にレベル上限になれたから、助かったともいえるんだけど。
そう思いつつ、他の戦利品を確認。
弓矢に使うと矢のグレードが上げられる羽が8枚か。
そして、Cランクの魔物の宝箱という事で入っているのが、大ミスリル貨18枚とヒヒイロカネ貨が11枚。
残念ながら、蘇生の雫、職業の雫、若返りの雫と言った雫系消費マジックアイテムや魔法の袋は入っていなかった。
幸運スキルは、まだ力不足と言う事なのか、俺のリアルな運がないのか。
【宝箱は、そう言うモノです。
ですが、幸運スキルがLV10MAXになると違ってきます】
なるほどね。
まあ、GとかFランクではなくCランクの魔物を倒した時に宝箱が発生してくれるだけでも、幸運スキルの恩恵は大きいけど。
で、ミスリルのインゴットのグレード1が10個入っている。
これで、金属系の資源の確保も、多少は出来たか。
そうホッとしつつ周りを見回しながら一応のチェックを。
匠になり取得したスキルは、鍛冶、格納箱。
斥候で取得している為、既にLV10MAXの状態異常耐性と体術。
転生時にLV6で貰い、更に隠密でレベルアップさせている為、既にLV10MAXの鑑定。
同じく転生時にLV6で貰い、既に魔法使いでレベルアップした為に、LV10MAXの生活魔法。
魔法使いで取得しているために既にLV10MAXの魔力操作。
隠密で取得しているために、既にLV6だった薬学。
まあ、匠職で一気にLV10MAXになったから、薬学スキルも5レベルアップしてLV10MAXになったけどね。
という事で、薬学スキルの上位スキルとなる毒生成スキルが手に入ったか。
と言うか、治療魔法もLV10MAXだから、ハイスキルの魔法薬学も手に入った。
まあ、LV1では魔法薬を入れる瓶やボトルを造る事しかできない力だけど、関連する3級職を極めて行けば、魔法薬学の方は何度もお世話になっているエリクサーが造れる様になる。
全てのスキルに才能高いの『全能者万歳』だね。
当然、生産者職で手に入れているスキルは、全てLV10MAXだし。
それは、置いておいて、次に何に就くかだ。
主人公は魔物の襲撃を撃退した処、あっという間に匠でレベル上限になった様です。
では、次の転職、となるのでしょう。




