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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第50話 2級職でのレベル上げ

 主人公は、始めて就く2級職について斥候の上位職である隠密職を選びました。

 仮装スキルの下位の力となる偽装スキルを得られるし、斥候職で得た感知スキルを強化できるし。

 当然、隠密職では他にも得られるスキルがあります。

 仮装スキルとの併せ技が前提となる、念願の偽装スキルを手に入れ、既にレベルアップしてくれている。


 才能高い、だからね。


 これで、ステータスウィンドウ内の偽装は、遠からず可能だ。


 そんな確認を終えた後は、隠密で得た他のスキルの確認の続きだ。


 回避スキルは、変わったスキル。


 LV6になるまで、効果を感じられないそうだ。


 剣技とか体術とかの指導に、敵の攻撃を避ける指導が入っているからだろう。


 で、LV6になって、回避時にスキルによる補助があり、MPを消費する事でより素早く、確実に避けられる様になるらしい。


 LV10MAXになるとスキルに回避を任せる事が可能になるらしいけど、どうなんだろう。


 かえって怖いって感じもするし、回避を攻撃に繋げられるかなって気もするし。


 ああ。


 意識していれば、そう回避してくれるのか。


 印付与スキルは、物や空間に魔法の印を施し、スキル所持者が離れていても、その印の位置がわかるスキルだ。


 地下とか水中とか森の中とか、障害物があると、印の位置は分らなくなるらしいけどね。


 レベルが上がると、それでも感知出来る様になるらしいが。


 また、レベルが1だと10メートルの距離内でしか印付与できないし、魔法印は1個しかできない。


 ちなみに、LV6になると、他の力とのリンクが可能で、探索で表示しているマップとかにも表示が可能で、そのマップに表示された印に対して鑑定とか出来る様になる。


 まあ、鑑定には距離により鑑定し辛くなる力の減衰があるけどね。


 受け流しは、武器や防具による攻撃の受け流しに関する力。


 LV6までは、スキルによる指導とか補正で受け流しが上手くなる程度だが、LV6になると受け流して相手の大勢を崩し、こちらから攻撃する切り返しがつかえるようになるんだったか。


 更にレベルが上がると魔法やスキルによる攻撃も、攻撃の種類によっては受け流せるし、受け流して敵に放つことも可能になるんだった。


 で、既に持っているのが、精神異常耐性でLV6だったのがLV8になったか。


 これで、隠密でLV10MAXを目指せば精神異常耐性スキルの方もLV10MAX。


 まあ、それでもどんな精神異常でも防いでくれる訳じゃないけどね。


 だから、他のスキルにも精神異常に対する力がある訳だし。


 さて、ステータスは上がっているし、街道から更に離れても大丈夫かな?


 【危険度は上がります】


 だよね。


 だけど、次の町に行くまでに、2級職でレベル上限になる事によりユニークスキルのレベルアップをしておきたいんだよね。


 仮装スキルによりステータスウィンドウの仮装が可能となるから。


 偽装スキルとの併せ技も当然可能に。


 【それは推奨される判断ですが、時間を掛けると言う手段もあります】


 あ~。


 まあ、そうなんだけどね。


 そう言えば、時空間魔法がLV7になれば、街道近くに亜空間部屋を作り出し泊まると言う方法もあるのか。


 【町に行きたくないのでしょうか?】


 そう不思議そうに補佐さんが聞いてくる。


 俺の知識が完全に読める・知識を共有出来ている筈なんだけど、俺に口に出させる形で確認したいのか。


 「ゲームだと、町に入るとイベントが強制的に開始とかあったんだよね。

  街の中でイベントの対象キャラに接近してしまうとイベント開始とかもあったし。

  そう言う意味だと、間に合わなくて死んだとかを避ける為には、やっぱり今日中に町に行くのが間違いない気がするけど、それでは力不足だから止めておいた方が良いのかな、とか気になるんだよね。

  ゲームだと、数日は始まりの村でレベル上げをしていたから、まだ大丈夫とも思うんだけど」


 【判断はお任せします】


 「なるほど。

  補佐さんでも判断できないか。

  なら、もう少し頑張ってLV7になれば、偽装スキルもLV3になり、隠形が歩く程度なら維持できるよね。

  その上で、韋駄天の加護をONにして、もう少し街道から離れて狩りをする、で良いか。

  Cランクすら上回る俊敏なんでしょ」


 【はい】


 との返事を受けて、EランクとFランクの魔物を倒しまくる。


 それで、隠密でLV7に。


 斥候で身に付けた各種ノーマルスキルは、LV9に。


 隠密で身に付けたスキルはLV3になった。


 ユックリ動けば、仮装スキルの埋没だけでなく偽装スキルの隠形も掛けられる。


 それは、スキルを使用している限り、周りは俺を認識できなくなる事が増え、ワンランク安全になったという事なんだけど。


 補佐さんは、心配そうかな。


 だけど、急ぎ強くなる為には。


 そう思いつつ、レベルアップにより強化された感知の範囲や強度を調整しつつ、感知結界と防御結界を張りつつ、街道から離れ、魔物が強くなっていそうな方へと向かう。


 魔物を倒す事で魔物に気が付けられるのを避ける為に、ただ歩くだけ。


 戦利品がとれるEランクだけでも倒したいところだが、行動すれば見つかり易くなるのは仮装スキルに教わったから。


 戦闘なんて特にね。


 例え、見つかり難い設定にした風系魔法でも、だ。


 相手は、今までの魔物よりワンランク強いし。


 いた。


 前世では人との距離感がよく問題になっていたイメージの有る熊。


 その魔物である、爪を武器とするネイルベア。


 Dランクの魔物だ。


 Dランクになると、当然ステータスは上がるから強いが、得られる経験値は多い。


 まして、経験値増加スキルの恩恵があれば。


 そう思いつつ、隠形と埋没が解除されないスピードで接近していく。


 韋駄天の加護も俊敏50%増加の方でONにした。


 最低限の設定を終えて考えるのは、熊って感知能力どうだったかな、かな。


 鼻が良いと言うのは、聞いた覚えがあるが。


 バレないかな。


 そう思いつつ接近し、槍系魔法の射程距離に捉えられた。


 デカいな。


 立ったら3メートル以上あるかな。


 そう思いつつ、風槍を撃ち込む。


 風魔法スキルには、使う魔法については基本的に見えにくく設定してくれ、と指示してあるので、後は『強く強く強く』と念じで強化してから撃ち込む。


 風魔法だから威力は弱めとは言え、強化無しでDランクでも弱い方なら倒せる筈だし、3段階強化したので行けるだろう。


 一段階で消費MPが強化無しより50%増える設定になっているので、MPは2.5倍使ったけど、頭部を真っ二つにした瞬殺だったし良いよね。


 で、経験値はとログをみると20万とか入っている。


 おお。


 経験値増加スキルが無いと4万なのか。


 まあ、後3匹倒せば、隠密でもLV10MAXだ。


 そう思っていると、探索技能の感知範囲内に知らない魔物が入って来る。


 そして、凄い勢いで、こちらに向かってき始めた。

 主人公は、ネイルベアへの攻撃で、魔物に把握されたようです。

 おそらく強い魔物に。

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