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第127話 精霊魔法と3人目の仲間(要救助者)

 ラーレは、精霊使い職になり精霊使い学スキルを手に入れた処、精霊から話しかけられた精霊契約を行った様です。

 ラーレが契約したのは精霊は、存在値がGランクの土の精霊と光の精霊。

 何か問題があるようです。

 精霊魔法とは。


 精霊使い職に就くと、精霊使い学スキルを身に付ける。


 その精霊使い学には、精霊契約と言う技能があり、契約を精霊と行い協力関係になれる。


 具体的に言えば、精霊契約によって契約した人は、精霊にイメージで起こして欲しい現象を伝え願う事で精霊魔法を使えるようになるんだけど。


 その精霊魔法は、MPを代償に、と言うかMPを渡す事で、その精霊に現象を起こしてもらう力だ。


 当然、渡すMPと契約した精霊の存在値でどれだけ精霊魔法が強力になるかが決まる。


 その精霊の存在値とは、魔物のランクと同様に強さの目安でありGからSSSまでのランクがある。


 ラーレが仲間にしたのは、どちらもGランク。


 土の精霊には、弱めの石弾にそっくりな攻撃でレッサースライムなんかを倒してもらっていたんだけど。


 厄介な事に、光の精霊は光を放つことは出来ても魔物を倒す事が出来ない。


 光を収束させてレーザーみたいにすれば、と思ったんだけどGランクの精霊にそんな事は出来ないと言う結論に。


 LV7で経験値配分技能を身に付ける魔物使い学とは異なり、精霊使い学はLV6で経験値配分技能が手に入る。


 なので、ラーレが精霊使い職でLV10MAXになる事で精霊使い学をLV6にして経験値配分技能を手に入れて光の精霊のレベル上げになるのかな。


 また、土の精霊についても、ここでGやFランクの魔物を倒させる手間を掛けるより、経験値共有技能を手に入れてからレベルを上げる方が、結局は早く強くなるかも、と精霊の育成は諦めて都市に戻る事にした。



 通行証を見せて中に入り、冒険者ギルドへ向かう。


 その途中、大通りから別の通りに向かう道に立ち、大通りを見ている女性が。


 あれ。


 そうだよね。


 ……。


 彼女もヤバイ状況の筈。


 仲間にするタイミングは。


 ああ。


 金貸しの部下が近くに居たら、今かもしれない。


 そう思いつつ食料品店の前に止まり、売っている食料を見るふりをして、感知スキルで金貸しの部下が居ないか確認。


 居なさそうか。


 と、思っていると、彼女は苦しそうに大通りから離れて行く。


 困窮する生活。


 助けたい家族。


 お金が必要だけど、稼げない現状。


 生活保護は、この世界には無いからね。


 お金を借りている連中からは、奴隷か娼婦になれと。


 なら、盗賊になってでも、と大通りを歩くお金持ちからお金を盗もうと思うが、それも優しく真面目な性格から出来ない。


 ゲームだと、仲間にしないままこの国から出たら、もう二度と仲間にする事は出来ない。


 ダウンロードした設定資料集によると、主人公が仲間にしないと、借金の返済の為に娼婦になるんだけど、金貸しの部下に面白半分で麻薬を飲まされ麻薬中毒で死ぬと言う設定だった。


 なまじ、可愛くて良い子だったから。


 助けよう。


 仲間にするかどうかは兎も角。


 そう思いつつ、紫色のリンゴの入った箱を箱買いしていると、彼女に近づく奴が居る。


 ああ。


 感知の探索が甘かった。


 建物とかは、感知の魔力を阻害する作り方をされているから。


 慌ててお金を払って箱を抱え、先回りする為に二人に「付いてきて」と言って走り出した。

 主人公は、ゲームで仲間にしていた人と出会いました。

 仲間にしないと、死んでいたNPCに相当する人と。

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