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第105話 二人のレベリング開始

 主人公は、ラーレを誘いラーカル町から出立しました。

 移動途中の街道で、食事をしながらの話し合い。

 それで、仲間と言う感じになれたようです。

 食事を終えると、先ずはコンテナを出して、母が残してくれた女性用の革鎧をラーレに渡し装備してもらう。


 そして、その後は二人のレベル上げだ。


 街道の近くを移動しつつ、魔物の討伐。


 まあ、タマーラは魔法を無詠唱化する為の熟練度上げもあるけどね。


 先ずは、スライムと言った魔物の上に水矢を滞留させ、魔物の位置をタマーラに教える。


 ポポとチモは、タマーラとラーレの護衛と言う位置に居て貰っている。


 タマーラは、ロックオン自動追尾タイプの魔法である火矢の呪文を唱え、魔物を討伐して、職業経験値を得ている。


 まあ、その程度ではなかなかレベルは上がらないが、メインで使うであろう魔法の熟練度上げも必要だから。


 ラーレには軽めの剣で、向こうからは攻撃してこないGランクのレッサースライムやビッググラスホッパーを倒してもらう。


 それでLV3になってくれたので「スライムはレッサースライムと違って核を破壊しないと、なかなか死なないから」と教えて、軽めの槍に持ち換えてもらい、それで魔物を倒してもらう。


 そんな事をしている間に、隠形で魔物だけでなく俺達以外にも認識できなくしているからか、焦った感じでタマーラに執着していた感じのパーティが俺達を追い抜いて言ったけど、まあ良いか。


 そしてラーレがLV5に。


 そろそろかな。


 「タマーラ。そろそろ強めの魔物をおびき寄せてのレベリングに移ろうかと思うんだけど、大丈夫?」


 「うん。火矢は大分強くなってきているから」


 「ラーレと一緒に槍を振り下ろしてもらうかも」


 「あ~。それで経験値は半分入るのか」


 「そう。今日はもう時間が無いから移動がメインになりそうだけど、それで2人とも1回か2回、転職まで持って行きたいかな、と」


 「それは助かるけど、ラーレの方を多めにした方が良いんじゃないの?」


 「その辺は、様子を見ながらだね。

  欲を言えば2人とも、1級職を卒業させると言うのが、近々の目標だから」


 「それは、出来るの?」とターレは太陽の位置を確認して言ってくる。


 「今日は、時間的に無理だろうね。

  まあ、居る魔物次第だけど」


 「町から離れたし、都市までの移動があるもんね」


 「そんな感じ。

  それとタマーラの風魔法スキルがLV4になったら、風探知が使える様になる筈。

  それで、魔物の位置は自分でも分かる様になるから、それも急ぎたいか」


 「そっか。魔法使いLV7で、自分で魔物を探せるようになるんだ」


 「まあ、過信はしない方が良いよ。

  風探知では見つからないまま接近してくる魔物も多いから」


 「了解」


 「ラーレ、強めの魔物をおびき寄せるけど、焦らずに。

  俺なら討伐できる程度の魔物だから。

  そうじゃない場合は、逃げてっていうし」


 そう言うとラーレは緊張した感じで「わ、分かりました」と返事をしてくる。


 「じゃあ、EからDランクをおびき寄せるから」


 そう言って、埋没と隠形を掛けた感知スキルの探索技能による感知の魔力を伸ばしていく。


 感知出来た良さそうなのは、ビッグマンティスとネイルベア。


 先ずは、一匹のネイルベアに対してだけ、感知への埋没と隠形を解除と指示。


 その上で、ネイルベアに対して逆探知し易い感知の魔力にしてとの指示。


 それで気が付き、こちらに向かってきてくれている。


 彼女たちの前に立ち、火槍を4発発生させ、両手両足を破壊。


 地面にうずくまったネイルベアに、チモの植物魔法による蔓の鞭で地面に張り付ける。


 「とどめをお願い」


 そう二人に言うと「二人でさすの?」とタマーラが確認してくる。


 「ああ。多分、ラーレは未だステータスが低いから、難しいと思うし」


 「そっか。一緒に行こう」


 そう言って3人で近づき。


 念の為に韋駄天の加護をONにし、二人に襲いかかろうとしたら蹴り飛ばせる体勢で待ち、二人が槍を振り下ろすのを見守る。


 タマーラはもう慣れたもので、正確に打ち下ろしてくれたので、一撃で戦利品にかわっていく。


 ラーレはテイマーの素質があるからか、生来の優しさからか、動物系の魔物すら殺すのに躊躇がありそうだったが、慣れてもらうしかない。


 彼女が生産者LV2であった事から分かる通り、魔物を倒し職業経験値を得る以外の方法では、遅々として職業経験値は得られないから。


 普通に生活していたのでは、1年に1~100程度しか職業経験値は得られないらしいからな。


 「どう、職業レベルは?」


 そう聞くとタマーラは、「LV8だね」と。


 ラーレは「私はLV7です」との事。


 これで、さっきよりは移動スピードも上がるな、と思いつつ状況を説明しておく。


 「これを10回繰り返せば。

  ああ。Eランクの魔物もおびき寄せるから、実際は数十匹から百数十匹に対して行ってもらったら、転職可能になるかな」


 「出来そうなの?」とタマーラが確認してくる。


 「この近辺にネイルベアは10匹も居ないね。

  かといって、こちらからDランクの魔物が居る様な場所に行くのも危険だし。

  Eランクのビッグマンティスとかおびき寄せられないかなって感じだね。

  まあ、もう少し、都市の方へ移動しても良いと言うか、移動しながらの討伐になるんだろうけど」


 「了解」とタマーラは返事をしてくるが。


 「ラーレは大丈夫?」と返事をして来なかったラーレに尋ねる。


 「えっ」とラーレは困惑している感じだが「あんまり生き物を殺した事無いんでしょ」と指摘しておく。


 すると申し訳なさそうに「……、はい」と返事をしてくる。


 なので「行けそうかな?」と聞くと「大丈夫です?」と返事はしてくるが。


 「無理しなくても良いけどね。

  結構、残酷な殺し方だし」


 「いえ。でも、あっという間にLV7ですし」


 「無理だと思ったら言ってよ。多分次は昆虫系になるけど」


 そう言うと「そうなの?」とタマーラの方が確認してくる。


 「ネイルベアみたいに誘き寄せられるかどうか分からないけど、Eランクのビッグマンティスを試そうと思っているから」


 そう言うと「やります」とラーレは言うが。


 「まあ、無理はしないでね。

  今日は、俺のレベル上げでも、タマーラのレベル上げでも良いし」


 「大丈夫です」と必死な感じだけど。


 下手すると、見捨てられるとか思っていそうなのかな。


 なら別の道を進めてみるか。


 「え~と。裁縫スキルは、LV4でしょ。

  グレード1が作れるし、今日はさっき確保したネイルベアの皮を革鎧にする、と言った仕事で貢献してもらうのでも良いんだけど」


 「でも、職業レベルは上げないと」


 「その覚悟があるなら良いけど、別に戦えないなら戦えないで、道はあるからね」


 「はい……」


 一応、未だ行けそうなので、バラバラな場所にいるビッグマンティスに7匹に対し、感知の魔力に掛かっている埋没と隠形を解除。


 感知スキルに指示し、逆探知し易い感知の魔力をぶつけてみたが駄目みたいだ。


 感知の魔力をもっと強めにしてぶつけるか、と思っていると補佐さんからの指導が入った。

 魔物を誘き寄せて半殺しにし、トドメを刺してもらうレベリング。

 誘き寄せるのが上手く行かないので、補佐さんからの指導が入る様です。


 今日の随時投稿は、ここまでかな。

 おやすみなさい。

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