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プロローグ
彼岸ライです。
この話が、誰かの中に少しでも残れば嬉しいです。
「お前、いつまでそうしてるつもりだ」
彼は、髪を揺らしながらゆっくり振り向く。
でも彼は何も言わなかった。
「――のこと、消したんだろ。」
その言葉に、彼は少し左目を細めた。
少しだけ間を置いてから、彼は言う。
「そうしたくなかった、けど」
「けど?」
「……そうするしかなかった」
「…本当に、それで良かったのか?」
彼は、答えなかった。
ただ、ほんの少しだけ笑っていた。
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読んでくれて、ありがとうございました。
また、お会いできたら嬉しいです。




