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オレッ娘シリーズ2「女の子である事に優越感を覚えるヒカルちゃん」  作者: オレッ娘、強い女の子好き


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7/10

オレっ娘ヒカルちゃん7話:レストランのレディースメニューで男子への優越感を感じるヒカルちゃん

別の日、二人の母親が「たまにはおしゃれなランチでもどう?」と誘って、ゆうまとヒカルはまた一緒に街へ出かけた。

電車で少し揺られて着いたのは、駅近くのイタリアンレストラン。

店内は明るくて、窓際の席に案内された。


メニューが運ばれてきて、みんなでページをめくる。ゆうまのお母さんが「今日は特別にランチコースにしようか」と言いながら、ヒカルが突然目を輝かせた。


ヒカル「わあ! 見て見て! 『レディースメニュー』だって!」


メニューに、ピンクの枠で囲まれたページがあった。小ぶりな前菜に、彩り野菜のサラダ、パスタのハーフサイズ、そしてフルーツたっぷりのデザートが付いて、通常メニューより少しお安め。しかも「女性のお客様限定」と小さく書かれている。一方、メンズメニューなんてものはどこにもない。


ヒカルは大喜びで母親のメニューを指さす。


ヒカル「これ! オレこれにする! また女子だけだよ~! 更衣室も、女性専用車両も、心電図ゾーンも、そして今度はレストランまで! 女の子最強!!」


ヒカルの母親は笑って「じゃあヒカルはレディースでね。私もそれにしようかしら」と注文を決める。ゆうまのお母さんも「いいわね、私も」と同調。


ゆうまは隣でメニューを覗き込んで、目を丸くする。写真のデザートがキラキラ光ってて、フルーツがいっぱい。「わあ……それおいしそう……」とつぶやきながら、指でページをなぞる。

自分も食べたそうに、母親に小声で「僕もそれにできる?」と聞く。


でも、ヒカルが素早く反応した。


ヒカル「だめー! ゆうまは男だからダメ! 『女性限定』って書いてあるもん! ゆうまは普通のメニューで我慢しなよ~」


ゆうまは肩を落として「えー……ずるいよ、ヒカル……」と不満げ。

でもヒカルはニヤニヤが止まらず、ゆうまの顔を覗き込んでさらに追い打ち。


ヒカル「ほらほら、男の子はステーキとか大きなの食べなきゃ! レディースは女の子だけの特権だよ。悔しい? ふふっ、優越感チャージ中~!」


ゆうまの母親は仲裁に入って「まあまあ、ゆうまも次は女の子メニューっぽいデザート頼もうか」と慰めるけど、ゆうまはプクッと?を膨らませるしかなかった。


料理が運ばれてくると、ヒカルのテーブルは色とりどりの小皿が並んで華やか。

ゆうまのステーキはボリューム満点だけど、デザートタイムになるとヒカルのフルーツパフェが羨ましげに眺められる。


ヒカル「どう? おいしいそうでしょ? ゆうまのアイスよりオレのほうがキラキラしてるよね~」


ゆうまはスプーンを止めて「うう……次は僕もメンズメニューある店探すもん……」と呟くけど、ヒカルは満足げに笑うだけ。


その日、ヒカルは帰りの電車でもずっと「レディースメニュー最高!」と自慢話。

女の子であることの“特別メニュー”を、また一つコレクションに加えて、ますますご機嫌だった。

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