デッドエンド
「フェザーセイヴァー・シークレットインプレッション!!!」
「フェザーセイヴァー・サウザンドスラッシュ!!!」
みちるとはるかの技が激しく激突する。
地面に降り立つ二人、すかさずはるかは大鎌をブーメランのように投擲する。
「当たらない!」
みちるは大鎌をかわしそのまま拳で突撃する、しかしはるかは顔色ひとつ変えずに戻ってきた大鎌でみちるの攻撃を受け止める。
「はぁっ!」「せぇっ!」
再び両者の激しい撃ち合いが展開する。
「お互い手の内が見えるってのは嫌なもんだねぇ・・・」
「みちる、あなたは本気を出すと言っておきながら本気を出していませんね?甘いですね」
「言ってくれる!!!」
更に拳、蹴りの連劇ではるかを攻め立てるみちる。
「やぁっ!」
みちるの渾身の一撃にはるかは地面に叩きつけられる。
「これで決める!」
みちるは手刀ではるかの喉元を狙うがその瞬間みちるの脳裏にはるかと過ごした日々がよぎり攻撃を止めてしまう。
「やっぱり甘いですね・・・フェザーセイヴァー・サウザンドスラッシュ・・・デッドエンド!!!」
「!!!」
バガァッッッ!!!
その刹那、攻撃を受けたみちるの五体はバラバラに砕け散る。
バラバラになりながらみちるは考える。
「(肝心なところで・・・私はあんたの言うとおり甘ちゃんだったって事だね・・・)」
ガンッ!ゴロゴロ・・・。
飛散したみちるの頭部が地に叩きつけられ転がっていく。
「さようならみちる・・・」
みちるを一瞥しはるかは立ち去っていくのだった。
一方サーバールームを目指す神人は何重ものセキュリティを解除しながら進んでいた。
「はぁはぁ・・・いつもならありがたい鉄壁のセキュリティもこういう時には考えものだな」
神人の後を追おうとするれいなを止める為相対する聖羅とユフィ。
「たぁっ!」
ユフィの剣を受け止めるれいな。
「さすが機工兵部隊の隊長を務めるだけの事はありますね、なかなか腕は立つようです、しかし」
ガキィッ!
れいなのレイピアの一閃で弾き飛ばされるユフィ。
「うああっ!」
「ユフィ!」
聖羅がユフィに駆け寄る。
「二人合わせても私に勝てるレベルではありませんね」
つかつかと聖羅達に歩み寄るれいな。
二人はそんなれいなに言い知れぬ恐怖を覚えるのだった。




