死神の帰還
「ああっ!」「きゃあ~!」
戦闘が開始されるや次々と味方のグレアスが爆散していく。
「・・・!」
あせりの表情を見せる神人。
「はっはっは、機体性能に差がありすぎたか?バルバルスは我が王国を象徴する最精鋭の機体、並の機体では歯がたたんだろうなぁ」
勝ち誇るゴードン。
「これは・・・まずいな」
神人はグレアスの救援に向かおうとするが・・・。
「おっと、どこに行こうってんだ?」
ゴードンのバルバルスに回り込まれてしまう。
「くっ、どけっ」
「はっ、慌てんなよ」
ダイヤモンドホープの刀とバルバルスの大剣が交差する。
その間にもグレアスは次々と爆散していく。
「先生!このままでは!」
れいなからも余裕が失われていく。
「仲間が全滅するのも時間の問題だなぁ!」
「ぐうっ!」
だが、その時・・・!
飛来した大鎌が次々とバルバルスを爆散させていく。
「何っ!?」
予想外の事態に戸惑うゴードン。
パシッ
そして大鎌を受け止めた紫色の機体が姿を現す。
「ア、アメジストアサシネイター!」
アメジストアサシネイターのコクピット内の影が顕になる。
「・・・助けに来たよ、お兄ちゃん!」
「聖羅!!!」
神人は歓喜の声をあげる。
「全く主人を助けるメイドとしてなってませんねれいな」
「久しぶりに聞きましたねその憎まれ口」
れいなとはるかも再会を喜び合う。
「ぬぅっ、増援だと?こんな機体の存在は聞いていないぞ」
「さて、死神が大掃除させていただきましょうか」
大鎌を華麗に振り回しアメジストアサシネイターはバルバルスを破壊していく。
「おっ、おのれっ!」
「これでおまえとの戦いに集中できそうだ」
ダイヤモンドホープは刀に力を込める。
ガキィン!!
鍔迫り合いに負け後方に飛びすさるゴードンのバルバルス。
「ちぃっ!だがこれで勝った気になるな!おい、追加武装を寄越せ!」
ゴードンの指示で武装コンテナから二対のドリルが飛来しゴードンのバルバルスに装着される。
「ふはは!これで穴だらけにしてくれるわ!」
バルバルスのドリル攻撃を刀で受け止めるダイヤモンドホープだがパワー負けして弾きとばされる。
「むぅっ!」
「お兄ちゃん!」
助けに向かおうとするアメジストアサシネイターだがバルバルスの部隊に取り囲まれてしまう。
「もうっ、邪魔だなぁ!」
ドリルで更にダイヤモンドホープに迫るバルバルス。
「さぁ、どこまで耐えられるかな?」




