意外なる刺客
ドライデンでの戦いが終わってから数日後、希望家にはホープガーデンから程近い別の街エピナーサから魔物の襲撃による救援依頼を受けていた。
「どうなさいますか?先生」
れいなが神人に問う。
「俺達が以前戦った魔物の取りこぼしか、救援依頼を受けたなら無下にするわけにもいかないだろう」
神人達はシフィに防衛を任せ全員で出撃する事にした。
だが、エピナーサに辿り着いた神人達が見たのは意外な光景だった。
無数の魔物の死骸を前に佇むゴスロリのドレスに身を包んだ少女とドールらしきメイドドレスを纏った女性の姿があった。
「こ、これは・・・」はづきが言う。
「来るのが遅かったわね、どうせだから全部片付けちゃった」
少女はこちらを向いて怪しく微笑んだ。
神人はその少女の顔に見覚えがあった。
「せ、聖羅・・・?」
そしてれいなの姿を見たメイドドレスの女性もつぶやく。
「久しぶりですね、姉さん・・・」
「あ、あなたは・・・せんか、ですか?姿が以前とは違うようですが」れいなが言う。
「はい、今の私ははるか、と名乗っています」
「聖羅さんにはるかさん・・・、いったい誰なんですか?」あんなが言う。
「・・・聖羅は以前みちるとの話の中で出た5年前に行方不明になった俺の妹だ」
「!!!」あんなが驚愕する。
「魔物も倒してくれたし、と言う事は味方・・・なのか?」
しおんのその言葉を聞くと聖羅の顔が不気味に歪んだ。
「・・・モードチェンジ、フェザーセイヴァーエボリューション!!!」
それに続くようにはるかも叫ぶ。
「モードチェンジ、フェザーセイヴァーエボリューション!!!」
変身を終えた聖羅とはるかが神人達の前に立つ。
「フェザーセイヴァーセイラ!!!」
「フェザーセイヴァーハルカ!!!」
「!!?」神人が驚く。
そして聖羅とはるかは・・・神人達に襲いかかってきた!
「な、何をする!?」
はるかは大鎌を振りかざしれいなに斬りかかる。
「せんか!!?」
れいなはすんでで攻撃をかわす。
「い、いったい何が!?」
さつきが狼狽える。
「・・・私達は神童家の指令を受けてあなた達を殺しに来たんだよお兄ちゃん・・・」
聖羅は不気味な笑みを浮かべ続ける。




