神と悪魔
ディストールの言葉に真朝は身構える。
「いったい何を!?」
「これもまたバイアスが我に与えてくれた力!見るがいい!現れよ、セフィロトオブデーモンハート!!!」
ディストールの呼び掛けに応じ漆黒の機体が姿を現した。
「く、黒いセフィロトオブゴッドハート!?」
その場にいた一同が驚愕する。
セフィロトオブデーモンハートに搭乗したディストールが告げる。
「この機体はセフィロトオブゴッドハートのスペックをコピーした機体、希望神人の肉体を操る我にもっともふさわしき機体よ!」
ディストールは威圧する。
「くっ、来て!エルフ・サリエル!」
真朝はエルフ・サリエルに搭乗しディストールのセフィロトオブデーモンハートに向き合う。
「これは・・・おい四姉妹!こっちに来て神那達の面倒を見ろ!俺は真朝のサポートにまわる!」
瑪瑙が駆け出すとはづき達は慌てて神那達の下へやってくる。
「来い!ツヴォルフ・ケルビエル!!!」
ツヴォルフ・ケルビエルに搭乗した瑪瑙は真朝のエルフ・サリエルに並び立つ。
「瑪瑙!」
「共に行くぜ真朝!」
「うぉぉぉぉぉ!!!」
エルフ・サリエルとツヴォルフ・ケルビエルがセフィロトオブデーモンハートに挑みかかる。
「ふん、無駄な事を」
エルフ・サリエルは刀でツヴォルフ・ケルビエルは双銃剣で仕掛けるがセフィロトオブデーモンハートの刀に軽くあしらわれ一振りで弾き飛ばされる。
「くそっ、やはりスペックが違いすぎるか!」
エルフ・サリエルもツヴォルフ・ケルビエルも元々はセフィロトオブゴッドハートの支援機、それと同じスペックを持つセフィロトオブデーモンハートに敵うべくもなかった。
ディストールに一方的に真朝と瑪瑙は追い詰められていく。
その様子を見ていた神那は焦り出す。
「行かなきゃ、私が行かなきゃお姉ちゃん達がやられる!」
「待って!行ってはだめよ神那!」
しかし神那は神梨の制止を振り切って行ってしまう。
「来て!セフィロトオブゴッドハート!!!」
セフィロトオブゴッドハートに搭乗した神那はセフィロトオブデーモンハートの前に立ちはだかる。
「来たか、小娘」
ディストールはほくそ笑む。
「ぐっ・・・」
「どうした、神那がセフィロトオブゴッドハートで行ったんだなんとか・・・」
しおんが神梨をなだめようとするが、神梨は髪を振り乱して訴える。
「セフィロトオブデーモンハートがセフィロトオブゴッドハートと同じスペックを持つ機体なら神那は絶対に勝てない・・・」




