駆けつけた救援
「・・・」
全身を槍で刺し貫かれ機能停止寸前に陥るれいなは消え行く意識の中で前方に手を伸ばす。
「お、お姉ちゃん!」
そこにはエレクトロンフェアリィに人質に取られた少女の姿があった。
「くはは!馬鹿だな見ず知らずの者を気にしてに動きを止めるなど愚の骨頂!」
跳電はれいなを嘲笑う。
「形勢逆転だなとどめを刺してやる」
跳電が槍でれいなに最後の一撃を加えようとその瞬間、その攻撃は何者かに阻まれる。
「!?」
跳電が目をやるとそこには大鎌で跳電の攻撃を食い止めるフェザーセイヴァーの姿があった。
「そこまでです」
「き、貴様!」
はるかがれいなの救出に現れたのだ。
「ひ、人質は!?」
「残念こっちは終わったよ」
聖羅がエレクトロンフェアリィを倒し人質の少女を救いだしていた。
「甘いですねれいな、あなたが倒されてしまったら結局人質もやられてしまうではないですか」
「・・・」
れいなは既に気を失っていた。
「・・・でもあなたらしいですね」
はるかはれいなを聖羅に託す。
「お姉ちゃんごめんね」
涙目でれいなにすがる少女。
「大丈夫だよ仇ははるかが討ってくれるから!」
聖羅は少女を諭す。
「ぐっ、おのれぇ!」
怒りに震える跳電。
「死ねぇぇぇ!!!」
槍をドリルのように回転させながらはるかに突進を仕掛ける。
「卑怯な手を使わなければあなたはとっくにれいなに倒されていましたよね、あなたの実力などその程度」
大鎌の一閃で跳電の槍は軽く弾き飛ばされる。
「なぁっ!?」
「フェザーセイヴァー・サウザンドスラッシュ!」
「ば、ばかなぁっ!!!」
跳電は霧散した。
「お疲れ様はるか」
聖羅は優しく声をかける。
「はるか、この子を安全なところにそれとれいなを希望家に運ぶのをお願いできるかな?」
「わかりました、聖羅あなたは?」
「私はもうしばらくこのあたりを見て回るよまだ危険に晒されてる人がいるかもしれないからね」
「そうですか、無理はしないでくださいね」
はるかは聖羅に一礼するとれいなと少女を連れて去っていった。
「・・・さて、そこに隠れてる人出て来てもらおうか」
「気付いていたか」
聖羅が声をかけると物陰から姿を現す者があった。
「あなたエレクトロンフェアリィでしょ、仲間がやられるってのに助けに来なかったね」
「ふん、同胞ではあるが自身を危険に晒してまで助ける義理もないんでね」
「そういうのすごいむかつくね」
「ふん、小娘にはわからん事よ」




