23.開戦〜転〜
新作と合わせて本日2話目ですよ、はい。
新作「屑人生が幕を閉じた時。新たな屑人生が始まった。」もどうぞ、見てください。
〜紅地 海青〜
ぐふぅ!?
クソがっ!害獣の癖に!何故、何故この僕がやられているんだ!許さない。
絶対に許さないぞ!
ああ、害獣がこっちを下卑た笑みを浮かべながら見ている。ムカつくなぁ。殺してやる。アハハハ!死にたくても死なせない!
少しずつ痛め付けてやる!手始めに神剣で切り刻んでやる!
どうしてこうなった?
どうして僕の身体が真っ二つになっている?
害獣は切り伏せたはずなのに?
なんで僕に意識が残って...い......ru...?
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〜数時間前〜
「勇者様!」
「はい?何でしょうか?」
「た、大変なんです!」
「だから、何でしょうか?」
「「解析班」からの情報なのですが、この先20km地点に馬鹿でかい魔力が発見された、という情報がありました!そ、それも2箇所からです!」
「へー、で?」
「へ?」
「いや、だからさあ。どんくらいでかいわけ?」
「え、あの、勇者様?口調g「早く答えろよ、屑!」...は、はぃ!」
「敵の魔力はおよそ、勇者様の5倍あるかと」
僕の5倍?そんな訳ないだろ、コイツ頭の中のネジが全部吹っ飛んでるんじゃないのか?
勇者である僕が、害獣程度に魔力が劣るわけないだろ!
「ふーん、2体合わせて5倍か。なかなか厄介だな」
「いえ、あの、合わせると10倍かと」
「...は?本当に馬鹿なのか?1体で僕の5倍?そう言いたいのか?ただの害獣ごときが僕を超えていると?」
「いっ、いえ!そんなこt「もういい!去れ!」」
腹立たしい、ムカつく、神に選ばれた僕が害獣よりも劣るなどありえん!
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〜10分前〜
あれか?やっと見つけたぞ!
それにしても、変な奴だな。こんな禍々しい害獣初めて見たぞ。
白い肌に3本の角と、眉間に縦の切れ目。武器は......聖剣?おかしいだろ、おい
まあ、いい。切り刻んでやる。いつもの様に時間を掛けて丁寧にゆっくりと。
害獣狩りの始まりだ!




