20.呪炎
昨日投稿出来ず、すみませんでした!
昨夜の22時に投稿しようとしたんですが、端末の影響なのか、運営様に嫌われたのかは分かりませんが、原因不明の通信障害に陥っていました。
その為「小説家になろう」に入る事もままならず、また入って投稿しようとしてもエラーが発生しましたとなり、出来ませんでした。
では、お読みください。
『呪炎』
ソレは歴代の魔王達が伝承し、受け継ぎ扱って来た禁忌魔法である。
曰く、身体に害する物である。その為人ならざる者にのみ扱う事が許される。人が使おうとするならば、一瞬で灰になるだろう
曰く、似て非なる物がある。それこそが本物の呪炎と呼ばれる物であり、それこそが上位互換された存在である。名を『呪気』という。
曰く、呪炎には意志が存在する。使用者を護るために、敵対者を殲滅するために、呪炎は動くのだという。
曰く、魔力を増幅する。使用者の力量に応じ、呪炎本体が魔力の底上げを図るという。
『呪気』
真の魔王達のみが扱う事が出来たものであり、コレを扱えるからこそ二つ名をもっていた由縁である。
それ以外の情報は無い。
僕が意識を失った後のこと全てを、先程聞き終えた。
第二人格のことを。呪炎という新たな力のことを。
ただ、急に第二人格が有るからとか言われても信じられない。だから僕はある仮説を立てる。もし実際にこの仮説が成立するならば信じよう。
仮説実証に伴いやる事がある。召喚獣の召喚と召喚獣のボディーガード化である。
今僕達は、ハーピーを163体程引き連れ「魔獣の楽園」に向かって歩き出し、3時間ほど経っている。
ハクモフ達を恐れる心配がある。
よし、始めよう。
「(召喚:ハクモフ&バーク!)」
「よお!久し振りだな!」「うぇぇん!パパ〜〜んっ!会いたかったよ。」
甘えん坊だなあ。
まあ、5日ぐらい出してなかったしな。
予想通り、ハーピー達は急に出て来たハクモフ達を警戒するが気にしない。
では、考えようか。
召喚獣とはなんだ?それは所有者の魔法を頼りに召喚される存在。魔法を頼りにとは言っているが、コレは「召喚獣が所有者の魔力を使う」と言い換えられる。
第二人格も僕の魔力を闘っていた時、使っていたらしい。らしいと言うのは、クアンデルから聞いたことでもあるし、魔力の質とかイマイチわからんからな!
おっと、話がそれちゃったな。他にも、召喚獣と第二人格の共通点は存在している。
今第二人格はどこにいる?意識中にある、なんて言ったらそこまでなんだけど。もしも!魔石に居るとしたら?
魔石は異空間へと繋がっている、それは召喚獣の棲家でもある。僕の魔力を使えるからこそ、そこに住んでいるわけだ。
あと、僕の魔力を使えるなら、それは僕と一心同体ともいえる。ハクモフ達が異空間中に居る時は、僕の一部として感じられる。
第二人格も知覚する事が出来れば、ハクモフ達と同じになるはずだ。
「で?何かあった?」
「あ?急に俺に振るなよ!てか、何が聞きたいんだ!?」
残念だ。ハクモフは使えない。駄目だな。
なら、バークだ。
「ねぇ?バーク。バーク達が異空間にいた時に、何かおかしな事は無かった?」
「俺のときと態度が違う...だと?」
ハクモフうるさいな。
「えぅ、んーとね、あ、あのね、あのね、僕ね、知ってるよ!
祠?っていうのが、急に出来上がってたの!ねぇ!褒めて褒めて!」
「うん、ありがとうね。バーク
で、どゆこと?ハクモフ」
「あー、だからよ、急に気付いたら、祠が家の近くに出来上がってた」
そのままじゃねぇかよ!使えねぇなあ、駄目駄目だなハクモフ。残念だ。
「なあ!さっきから心の声が聞こえるんだが!もう俺の心がズタボロなんだが!」
また、ハクモフがうるさい。
よし、異空間行くか、祠とか怪しいし。
あ、その前に。
僕は召喚獣を抱えてハーピー達のもとへと向かう。初めは怖がられていたのだが、段々と慣れてくれたようだ。
では、ココの事は、ハクモフ達と変態紳士に任せよう。
行くぞ!第二人格を求めて!
途端、ゼロムの体を光が包み込み、やがて収縮しながら空気に溶け込むように消えて行く。
残るのは、クアンデルの悲しそうな目であった。
お読みくださり、ありがとうございます!
今日中に後、3話ほど投稿したいと思います。




