第5話 山の図書館の大先生 3
犬の女の子、イヴとミルクが にじのかけらをさがして だいぼうけんに!
対象:小学校三年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
その代わりにイヴが平らな石を川に投げて、
それがピョンピョンと向う岸まで水面を
すべりながら飛んで行くのを、二人に見せてくれました。
イヴは本当にそれが上手なんです。
オーティスもミルクもすっかり喜んで、
イヴにせいだいなはくしゅを送りました。
またミルクは、おもしろい形の小石をさがしては、
オーティスとイヴに見せてあげました。
そしてミルクは、
「この石を家へ持って帰って、
絵具で色をつけたらおもしろいわ。
きっとすてきなぶんちんになるわね」
と言いました。
その石の中で、小さくてちょっぴりカニの形ににたのを、
オーティスはお土産としてポケットにそっとしまいました。
きせき的に、そのポケットにあなは空いていませんでした。
あんなことがあったので、ミルクが家中のポケットを、
ちょうどつくろったばかりだったのです。
それから三人は足が川によくつかるような、
平らでたいへん大きな石を見つけると、
そこへならんでこしかけました。
そして少しの間、だまって足を冷やしながら、
川のささやきに耳をすましていました。
ところでイヴとミルク、オーティスは一週間の
スケジュールを、こんな風に決めていました。
つまり、一週間のうち三日は、
とにかくいっしょうけんめいユニーク号を走らせます。
そして二日はのんびり自転車をこぎ、
その間お料理やおせんたくなどの家事もこなします。
一日は全くの家事の日で、最後の一日はお休みでした。
そしてこの日三人は、とてもすてきな小川を見つけました。
なのでその一日を、家事をしながら
のんびり車を走らせる日に決めたのでした。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2024年12月9日です。
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