第3話 出発、 そしてオーティスと出会う 6
犬の女の子、イヴとミルクが にじのかけらをさがして だいぼうけんに!
対象:小学校三年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「何するんだ」
ケンにひどく注意されてしまいました。
そこで、シャロルは急いでおどけてみせました。
「なにね、この乗り物が本当に長旅にたえられるか、
強さを調べてやろうと思ったのよ。
あなたが言っていた、たいきゅうせいってやつをね」
ケンはあきれたような顔をして、
それ以上は何も言いませんでした。
しかしシャロルは、タイヤをパンクさせるのは
あきらめなくてはなりませんでした。
そこへおくれていたリリスがやって来て、
いよいよ出発の時となりました。
シャロルはそれでもまだなっとくがいきません。
イヴが前の、ミルクが後ろの、
それぞれの自転車のサドルにこしかけて
出発のたいせいをとっても、
まだユニーク号の側をうろついていました。
けれどもダイに、
「おじょうさん、そんな所にいてはあぶないですよ。
こちらにいらっしゃい」
と、やさしく声をかけられると、
シャロルもついにはあきらめて、しぶしぶそこをどきました。
こうしてシャロルの計画は、
完全に失敗に終わったのでした。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2024年8月26日です。
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注意:この作品は 『小説家になろう』、『カクヨム』、『Novel days』に、同時掲載しております。




