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ALT杯開会式

また短いです。

次回からは長くなる……はずです。

しらすの紹介から2日、あのダンジョンがついにクリアされたりロンちゃんに殴られたりしてついにPvP大会の日がやってきた!!

今日は日曜日で、前情報で時間かかるかも? て書いてあったから予定も入れてないし、準備は万端!

<今から3分後、キューダット北の噴水広場で、イベントの開会式を始めます>

「キターーーー!!」

「あー! くっそ~」

「はずしてもうた」

「無念」

あ、ちなみに今はヒバナとロンちゃん、それにカゲロウさんと、最近の固定メンバーでいる。

さっきの会話は今回の開会式がどこで行われるかで、まず前情報でキューダットの噴水広場とはわかってたから東西南北どこでやるかの賭けの結果。

私が東、カゲロウさんが西、ロンちゃんが南でヒバナが北。

「ふっふっふ、さぁ私にスウィートゥを奢ってね! なーーーーはっはっは!!」

「イラッ」

「イラッ」

「……」

たしかに私たちもイラっときたけど無言のカゲロウさん怖い。

「はぁ、こんなのごときで浮かれすぎじゃない?」

「せやせや」

「な~にをいってるんだい君たちは、私は勝ったのが嬉しいんじゃない、き・み・た・ち・に勝ったのが嬉しいのだよ! あーーーーはっはっはっは」

高笑いを続けるヒバナ。

「……」

「……」

「……」

「無言やめて!? なんかむなしくなるからぁ!」

「にゃっはっは、ホントヒバナちゃんは面白いね~」

「あ、しらすいたんだ」

「それゃあいるよ、これでも弟子ちゃんのテイムモンスター扱いなんだから」

「そのわりにはいつも急にいなくなってない?」

「そりゃあそうだよ、これでも私は猫なんだから」

「あっそう」

そうこの子は最近急にいなくなったり逆にいつの間にかいるみたいなことがよくある。

まったく、こまったちゃんだぜ!

「おぉ! 来たな~しらす、ウチが全力で撫でまわしたるで~」

「やめて! 私の体はあの人だけのものなの!」

「まぁまぁ、よいではないかよいではないか~」

「あ~れ~」

「……」

なにしてんのこいつら……しらすも口ではああ言ってるけどすっごい楽しそうだし。

「仲いいね君たち……」

「はっ! こ、これは違うの!」

「ふっふっふ、なにがちがうん? ごろにゃんこまでしてえらい気持ちよさそうやないの」

「いやぁぁ、見ないでえぇぇ」

「……」

ホントなにしてんのこいつら…………。

「ほらほら、バカなことやってないではやく行くよ」

「「はーい」」

あ、ありがとうヒバナ! あなたは救世主だ!


<只今より、イベント開会式を始めます>

ついに始まった!

「はいは~い! 今回も司会は私、アルティが務めさせていただきます!」

「「「うおおおおおお!!!」」」

やっぱり今回もアルティちゃんなんだ。

あ、ちなみにしらすは今私の腕の中で気持ちよさそうにお昼寝してる。

……ほんっと緊張感ないな中の人。もうこれは治んないんだろうな。

「さあお前らーー! PvPは好きですかーーーー!!!!」

「「「うおおおおおお!!!」」」

「PvPが大好きですかーーーー!!!!」

「「「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」

「PvPを、愛してますかーーーーーーーーーー!!!!!!」

「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」」」」

「そんな野蛮なあなたたちのために、ここに『第1回ALT杯』開催です!!!」

「「「ヒャッハーーーーーーー!!!!」」」

ちなみにALTはキーボードにあるやつじゃなくてアルティ(Alty)の略です。

ほとんど略してないですね

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